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3/14 ヨレヨレボロボロ「老いるショック」

おはようございます。
昨日は薪取会作業に参加し、来冬用の薪作りをしました。
貯木場にぞくぞく軽トラが集結すると、すぐにチェインソウが唸りを上げ始めます。夜の雨で足元はだいぶぬかるむため、みなさん長靴です。
わっせわっせ、ほいさほいさ。
ワタシはもっぱら材木運び。
荷台にどんどんカットした薪を積んでいきます。

「今日はナンリさんとこにボク、運んだるわ」
会長のヤマモトさんがボソッと言いました。
ワタシの愛車Hondaフィット君にはすでにコンテナ4個分を積んであり、すでにホクホクしていたのですが、このご厚意を断る理由はありません。

ワタシの車のあとをヤマモト会長の軽トラが追いかける。
「ナンリさんの運転、女性にしてはダイナミックにぶっとばすねぇ」
そっすかぁ、普通だと思いますけど……。

さて、ここからが大変でした。
我が家の薪置き場まで車が入れないため、いったん家の前に薪を置くしかないのです。玄関から薪置き場までの距離約25m。一輪車はありません。いちいち手で運ばんならん。
「ナンリさん、体力あるねぇ。ボク、こんな重いのよう持てんわ」
そっすかぁ。ま、猫楠舎で25キロのセメント袋運んで鍛えてたから、そこそこ力だけはあるかもしれんけど。
ともかく、軽トラ1台分の薪を黙々と降ろしました。
さすが会長、薪をきれいに積み上げる。

すべての薪を降ろし終わると、会長は、
「じゃ、ボク行くわ」
とサクッと走り去っていきました。
あざーす!

すでに休憩なしで4時間以上動き回っている。
外作業をやっていると、たいていこうなりますな。
いったん、家に上がって昼ごはんを食べましたが、どうも玄関先に積み上げた薪が氣になってしょうがない。
いっそのこと、今日のうちに運んでしまおう!
思い立ったらすぐにやらないと氣が済まない。
ふたたびグローブをつけて、運搬作業スタート。

まずコンテナに入れた分を運び、薪スタンドに積み上げる。
デッキのコンテナがいっぱいになってしまったので、軒下に臨時簡易薪置き場を作ります。
1,2年間雨風にさらすことで乾燥した薪を作るため、風通しが良いよう考えました。

薪積みコンテストでは予選落ち確実な積み方(笑)

往復50mを数十回繰り返し、なんとかすべて運び終えました。
ショローが薪を運ぶ横を下校中の小学生がわちゃわちゃと通り過ぎていく。
「お手伝いしましょうか」
当たり前だけど、そんなことをいう子はいない。
ちびっこらが手渡しリレーで薪を運んでくれたら、おばちゃん、おやつ奮発しちゃうのになぁ。
こちらから声を掛けたら手伝ってくれたかも。
ま、いっか~。
しっかし、ぼちぼち運ぶつもりが、結局やり出したら止まらんなぁ。
腰痛持ちの人はできないだろうなぁ。
なまじ体力あるのもどうだかなぁ。
やれちゃう、ってことが問題なのよね~。
いろいろ、いろいろ考えながら運びました。

運んでいる最中はとくに痛いところもなかったんですが、徐々にからだじゅうが悲鳴を上げ始めたのです。
さらに頭痛が加わり、食欲もない。
こんなことは実に稀です。

早めに入浴して、レスキュークリームを塗りたくって寝てしまおう。
湯船に浸かりながら反省。
やっぱ、確実に老いてるわ~。
みうらじゅんさん、ワタシも「老いるショック」です。
今後は「ぼちぼち」「ほどほど」をこころがけましょう。

夜中に2度3度起きて、筋肉痛の予兆がある部分にレスキュークリームをタップり塗りました。ちょっとまえにメルカリで450gの大容量レスキュークリームを買っておいてよかった。
今朝全身筋肉痛ではありますが、起き上がれないほどではない。
朝の体操はお休み。いや、ホンマはこんなときほどストレッチなんですけどね。

この量の薪を買ったらおそらく数万円になる。

思うに、単純野郎のワタシ、会長の言葉に乗せられた。
「力持ち」「アクティブ」「大胆」エトセトラ、エトセトラ。
うむむ、未熟極まりないです。
ショロー暮らしは他人に振り回されずオノレの分を守って謙虚に、が基本。
昨日はコレを逸脱し、「まだやれる」を許してしもうた。
結果、からだじゅうが文句をゆうてる。
せっかくペースダウン、退縮深化を目指して移住したのに、うかうかと若い氣になって頑張ってどないすんねん、って話です。
さいわいひどい事態になる前に氣づけたので、今後は十分自重して、ぼちぼちゆるゆるで参ります。

ではでは、今日もご機嫌元氣な1日を。



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