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3/17 福吉川で野生クレソンを摘む

おはようございます。
「福吉川はクレソンが採れるからいいね」
先日、薪取会のヤマモト会長がボソッとつぶやいた言葉が耳に残っていました。
目の前にお宝があるのに取らない手はない、そうだ、今日こそクレソンを摘むぞ~、と出かけます。
ビニール袋、グローブ、ハサミ持参です。
川べりには明るい黄色の菜の花たち、満開はもう過ぎましたね。

たしかあの辺に生えていたはず、とどんどん川をさかのぼっていきます。
川の真ん中にこんもりしたクレソン島。
でも、あそこには降りられないわ、川の流れも案外早いのです。
長靴を履いてくるべきだった、と後悔しても、今更引き返すのもおっくうです。
春の小川、水は澄み、スラスラスイスイと流れも軽やか。
おお、こんなにわっさりクレソン畑が~。

採りにくい場所に生えている

初夏には蛍が舞う川ですから、クレソンも生えるんでしょうね。
これまでもクレソンが生えてるなぁとは思ってましたが、なぜか摘もうという氣は起こらなかったのです。不思議ですねぇ。
ふと見ると、去年と同じ場所にアカネスミレが咲いていました。
去年もクレソンはあったはずなのに、スミレちゃんしか記憶にない。

川沿いを行ったり来たりしながら、採れそうなところを探します。
うーむ、なかなか手ごろな場所がない。
柔らかそうなクレソンは川の真ん中中之島。
お、ここなら降りられそう。
足をクレソンの群生地に踏み入れた途端、ズブズブと水がシューズに浸み込んできました。しかし、もうあとには引けません。
この際だ~、とばかりにワシワシ採取。
持参したハサミでザクザク、ビニール袋はすぐにいっぱいになりました。
和歌山にいたころ「クレソン取り放題」を体験していたおかげで素早く躊躇なくできました。
シューズはすっかりびしょびしょ、それでもこころははれやかルンルン。
どうやって食べようかなぁ、まずおひたし、そして卵とじ、味噌汁にも入れよう。代表的な肉の付け合わせや生サラダはパスです。
野生のものですからよく洗って、一晩水に浸け置き、火を通す方がいいんでないか、そう思いました。

水を吸って元氣いっぱいのクレソンちゃんたち。

今朝、さっそく味噌汁に入れたら、癖のない美味しさでございました。
なんといっても新鮮、そして生命力あふれるきれいな緑。
お昼は佐賀牛コロッケの付け合わせに、人参の千切りといっしょにオリーブオイルで炒めていただきましょう、くくく。

海からワカメ、川でクレソンが採れるこの地はまさにワタシにピッタリ。
おそらく何度かクレソン摘みをやってるうちにいろんな氣づきやアイデアが生まれることでしょう、ともあれ次回は長靴マストでございます。

では、今日もご機嫌元氣な1日を。

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