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今日の夏子さん 2023.10.15.


デッキで蚊取り線香

これまで外の風が氣持ち良さそうだったので、昨日も夏子を抱いてデッキに出た。
ところが「ぷ~ん」と蚊が寄って来る。
それも夏子にばかり。
急ぎ猫に無害の除虫菊100%の蚊取り線香をつける。

庭に降りられなくなった

コアラマットレスで寝るオンナ

糸島移住の際、購入したコアラマットレス。

夏子はワタシよりこのマットレスで寝ていた時間が長い。
快適は猫に聞け
寝心地の良さを彼女は体現してくれていた。

「よいしょっ」とマットレスに上がって寝る

リネンシーツは洗いこんだ10年物、これくらいが一番肌触りがいい時期だとか。リネンは乾きが早いので毎日洗える。猫たちのバスケットにもリネン。

残照

「お散歩行ってくるね」
声をかけて出かける。
すでに暮れたと思っていたが、突如として雲の合間からまばゆい光があふれた。
この日、最後の光……。
そして残照が空を染めた。

秋の夕暮れは、寂しいイメージが浮かぶが、昨日は沈んだあとの空ににほんのりした温かさがあった。
寂しさも悲しみもたったひとつではない。
いろんなグラデーションがあっていいのだ。
夏子色の夕暮れは、きれいなミカン色、のような氣がする。

お山に沈みゆくお日様に夏子を重ねる

読書するそばにはいつも夏子


河合隼雄の『対話する生と死』

いつも読書するそばには夏子がいた。
どれだけ、いっしょに本を読んだことだろう。
「そこにいると読めないから~」
あごで夏子の頭をゴリゴリ、唇で夏子の耳を軽くハムハム。
押し返してくる力がなくなった分、一層愛おしい。
本の内容は忘れても、夏子とのひとときは忘れないだろう。

朝摘みの花束


朝、庭の水やりをしていて、そうだ!とひらめく。
マイガーデンの花を飾ろう。

左はマイガーデンの花、右は昨日摘んだ姫小菊

ラベンダーの花を寝室の窓辺に吊るしたら、空氣が変わった。
暮らしにおける花の自給自足が目標のひとつだった。
糸島で少しずつ達成しつつある。

窓の外からは運動会の声が聞こえる。
おはよう、なちゅこ

さっき、夏子が声がして、駆け付けるとヤムヤムが逃げ出すところ。
動けなくなっても威勢がいいね、なちゅこ。

数日前からモン様と華ちゃんが、夏子のお迎えに向かっているような感じがしている。
猫楠舎でいっしょにすごした美猫トリオ。
華ちゃんが先に逝き、モン様が逝った。
その後、夏子は他猫から離れて母屋に移ったのだった。
「なっちゃん、華ちゃんとモン様が来たらついていけばいいよ」
夏子は「分かった」と目で応えた。

秋晴れの日曜日、今日も夏子の残された時間がご機嫌でありますよう。

続く


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