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自己結合性酸化チタンは本当に永久結合するのか?

ナノソルCC・ナノソーンコートの原材料「自己結合性酸化チタン」は、酸化チタンを重力が働かないサイズまで微粒子化することで、噴霧面に接着剤を使わず留まることができる、唯一の光触媒です。


ナノサイズという小さな微粒子である自己結合性酸化チタンは、例え、噴霧面を擦って剥がそうとしても、粒子が小さすぎて引っかからないので、一度結合したら二度と剥がれません。
ナノソルCC/ナノソーンコート情報 ですが、次の2つの場合のみ、剥がれ落ちます。

① 噴霧した面そのものが剥がれる時

分かりやすいのが壁紙です。
自己結合性酸化チタンを噴霧した壁紙を壁から剥がしたら、土台の壁には自己結合性酸化チタンは存在しませんよね。
ドアノブ、キッチン、冷蔵庫の扉、カウンター、洗面台、蛇口レバー、便座や蓋、スイッチボタン、テーブルや椅子など、日常的によく触る箇所は、そのもの自体にそもそも施されているコーティング(メッキ)が剥がれることで、自己結合性酸化チタンも一緒に剥がれます。
これがナノソルCCを回数を重ねてスプレーしてくださいね!とお伝えしている一つの理由であり、ナノソーンコートは、2〜3年に一度、メンテナンス施工が必要ですよ!とお伝えしている理由です。

※ナノソルCCは酸化チタンの量がナノソーンコートの1/10なので、何度もスプレーすることで表面の酸化チタンの密度が上がり、効果が上がるという点でも重ねスプレーを推奨しています。

②酸化チタンの上、酸化チタンが重なっている時
 (2層目以降の酸化チタン)

技術センターで実施した実験では、ナノゾーンコートを噴霧した発泡スチロールに意図的な摩耗を加えました。その結果、一定時間内に酸化チタンが剥がれ落ちることが確認されましたが、それを超えると酸化チタンが全く剥がれ落ちないことが分かりました。さらに調査したところ、プラスチックには、十分な光触媒作用を起こす量の酸化チタンが残っていることが明らかになりました。
この結果から、剥がれ落ちた酸化チタンは、2層目以降の酸化チタンであることが判明しました。

結論

ナノソルCC・ナノゾーンコートは、噴霧した土台そのものが剥がれない限り、噴霧面に永久的に結合して光触媒作用を持続します。

文章で伝えるのはなかなか難しいのですが、伝わっていたら幸いです。


自己結合性酸化チタンの産みの親
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