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うつくしさ

満開をすぎて葉っぱと花が入り乱れている桜の木。

花びらが散ったとたん目を向けられなくなってしまう桜。
それはもう美しくなくなってしまったというのか。


『彼らの世界には、生も死も、聖も俗も、暴も愛も何もかもが、剥き出しのままともに同居していた。
彼らは暴力性と無垢性とが矛盾なく同居する人間だ。』(ヤノマミ)



『善も悪も、美も醜も、愚も賢も、すべてのものが区別なくあるからこそ、この世界は美しいのだと私は考えます。』(未来食堂 小林さん)


最近衝撃を受けた、似たフレーズ。

なにか引き寄せられてきているような。

美しいところにしか目を向けない、「常識」という名の癖が私たちにはどうしてもあるようだ。

葉っぱの入り混じった桜の木。

切り取ってみたらそれはとっても美しかった。

2016.04.11

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