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ひたすら にこにこ やさしくね☺️

昨夜遅く、仕事帰りのなすちんくんが用事があったので家に泊まりに来る。手作りの味卵とビールのお土産を持って。

後輩ちゃんが「飲まないから」と頂き物のビールをくれたらしい。「私もビールはあんまり飲まないけど、ありがとうってもらったんだ。お母さんにあげるね」と。
茨城・沖縄・岩手のご当地クラフトビール。これからの季節、暑い時飲みたくなるからうれしい。クラフトビールってお店で見ても大手メーカーの商品の2倍くらいしている高級品。

毎日が眠たくて仕方ない私は、昨夜はなすちんに食事だけ出してすぐ寝室へ。
今朝は久しぶりに朝から2人で楽しくおしゃべり。「ゴールデンウィーク、長野行くんだけど。一緒に行かない?」と聞いてみる。「仕事なんだわ~、あと友だちの結婚式もある」とのこと。春から選択制の週休三日を改め週休二日にしたらしい。「やっぱ、休みよりお金だわ~、稼がんと」とのこと。今日も明日も職場の人達と飲み会やらホテルランチらしい。「仲良しなんだよね~職場の子達みんな」と。こっちの学生時代の地元の親友の話も聞く。「友だち、みんなもうマスクしてないよ」とのこと。なすちんの地元の友達はどの子も職場や親からの同調圧力をはねのけて、1回もわくちんを打たなかったとのこと。「みんな親も家族も打ってるのに、怖いから私は打たないって。私と私のお連れは単に面倒だし本当に効くのか?って言ってるうちに打たないまま済んでったわ」とのこと。「同調圧力に屈しず、みんなよく自分の意志を貫いたね。えらいよ。今度あの子達に会ったら褒めといて。何に限らず、自分がイヤだ、おかしいと思ったことは安直に従わないことだよ」と伝える。最近、美容室でヘアカラーしたら「明るすぎる」と職場で注意され、美容室に言ったら「僕が飛ばし過ぎました・・」と謝られ、無料で染め直してもらったらしい。その他、朝から洗面所で2人でギャーギャーと興に乗りしゃべりまくっていたら、すっかり時間を忘れる。「あれ?貴女、今日仕事よね?」となすちんに言われ時計を見てビックリ。慌てて身支度をし、またね~、とバイバイする。

仕事から帰ってゆったりと1人ごはん。いただいたオリオンビール(沖縄の桜入り)手こね寿司・北海道ビーツと牛すね肉の野菜ゴロゴロボルシチ(どちらもデパ地下出来合い半額セール)・サラダ(ブロッコリーを茹で、レタス・プチトマト・もらった味卵・チキンのせ) 野菜も魚もお肉もたっぷりで、ビールも美味しくておうちごはん最高!のひととき。

さて。実家の母から父の認知の症状がまた悪化したことを聞く。昼間はデーやショートに行っているのだが、去年も春先に起きた幻聴・幻覚症状が出て夜になると怖がったり落ち着かなくなり大変なのだという。ケアマネさんは「介護者が先にまいっちゃうから、適切な施設に入ってもらうことも希望で出来ますから、遠慮無く言って下さい」と以前からアドバイスしてくれているらしい。しかし、持病持ちの高齢母は「まだ大丈夫」とここまで2年間、デイとショートを利用しながら在宅で父のことを看てきた。私は小学生くらいの子どもの頃から今に至るまで、母からは延々と父についての嘆き・愚痴しか聞いた事がないのだが。こういう時、意地のように施設入所させるのを拒むところがとても不思議。嫌い嫌いも好きのうちなのか、まあ「好き」ではないにしろ、相互依存みたいなもので自分の目の届く身近において世話をしたいのか。全く私には理解も出来ず。その心境は自分の母なんだけど計り知れない。私だったら、愛している夫がもし認知症になったらプロのいる施設にお願いして、土日だけ毎週会いに行くとかすると思うので。介護・ケアについては身内よりもプロの方が私情が入らず淡々としてもらえるだろう。

来月、数年ぶりに両親に会いに行く。父がまだ私の事をわかるうちに。きっと2人共、とても年を取っていることだろう。
今から心に決めている事。
・ころな・わくちんの話はこちらからは絶対にしない。話題が出ても頑なに乗らない。それについて何か聞かれても、よく知らないなあ・・と適当にお茶を濁し、すぐに話題をそらす(まともな会話にならない為。つまらない事で自分がイライラしたくないので自己防衛)
・80才を超えた老親の人間性・考えが変わる事は不可能なので、聞かれない限り、何に付けてもアドバイスはしない。聞かれたとしても「そうだねえ・・どうだろうねえ・・・」と、ふわっとソフトに相づち。
・どんなネガティブな愚痴でもなんでも、ひたすらニコニコ笑顔でうなづき、傾聴する。つい自分の意見を言いたくなってもグッと飲み込み、余計な意見を言わない。(言っても無駄なので)
・母のストレスを吐き出してもらいガス抜きさせるのが第一なので、私の話は別に話さなくても良い。徹頭徹尾、優しく穏やかな聞き役に徹する。お灸やマッサージも希望なら、してあげる。
・「断捨離を手伝って」と言われたが、多分そうは、はかどらないので(きっと捨てたがらない)希望で窓拭きやキッチンの大掃除などする。頼まれた事だけ、言われた通りに作業する。「これ、もう捨てたら?」などと口が裂けてもうっかり言わない。

私は認知症の父を引き取る事が出来るわけでもなく、こまめに訪問して手伝いに行けるわけでもない。今回だって四年半ぶりの訪問。老いては子に従えで弟家族の世話にならざるを得ないのだから、弟家族達とはこれからも穏便に仲良くやってほしい。年寄りになったら、若い人にお願いすることばかりが増えるのだから、意地ばっかり張って1人で老老介護しようとかしないで、可愛く甘えてお願い出来る人になってほしい。


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