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人の目をいちいち気にするな

田舎で暮らす人は、総じて人目を気にして生活している人が多い。人と違うことを極端に恐れ、忌み嫌うというか。田舎の身内や友だちと話す機会がある度にそれはもう驚く程だ。

コンビニにマスクを忘れてうっかり入店しても、都会なら何も言われないか軽い注意で済むものを、田舎のコンビニ店員のおばちゃんがサッと顔色を変えて近づいて来て強い口調でノーマスク入店お断り!と力尽くで店から追い出しにかかってきた話を聞いた。人目を常に気にする習性がしっかりと身に付いている。一億総わくちん済の日本にあっても、ド田舎とある程度の地方都市でもやはり地域差はある。

最近身内と何年ぶりかで少しだけ話をする機会があった。人の目だらけの組織の中、がんじがらめに縛られていてなんだか息苦しそう。自由な意志決定権は一切そこになく。
でも本人にとって、それがスタンダードだから仕方が無いと当たり前に受け入れている。ほんのちょっと話しただけで私は、何だか自分がわるい事でもしているような、まるで責められているような居心地の悪さを感じ「ああ、良かった・・・私はここで今、1人で・・・」なんて胸をなで下ろす。

別に何を責められたわけでも強制されたわけでもないんだけど。「こうすべきだ」の凝り固まった思い込みの考えがとにかく苦手なのだ。そんな人といると苦しくなる。

私は今となっては通常、人の目等ほとんど気にすることがない。人はだいたい自分自身の事で精一杯で、他人のことなど大して気にしていないものだ。

他人や身内が何か言ってきたとしても、それはその人が言いたいから自分目線で勝手に言っているだけであって、まともに取り合うことはないと思っている。勿論、何か助けが必要になったとか困り事相談についてなら一緒に知恵を出して協力するつもり。余程ないけども。

私の人生の責任は私にしか取れない。この年まで生きてみて日々実感するのが、一日一日の時間がとても大切だということ。今日も無事に心臓が動いているから生かされている有限の時間だということ。
身内や他人に迷惑をかけない限り、私は自分の責任において自由に気楽に面白いことに夢中になりながら暮らしていきたい。

「人の目を気にしなくなる方法」樺沢氏によれば、日記を書くことは有効らしい。
「人の目を気にして生きると100%不幸になります」By樺沢氏



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