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女子とハッピーエンド

 こんにちは。菜のはな書房です。
 今日のテーマは、
「女子とハッピーエンド」
 近年公開されたアニメーション映画の「女の子が主人公」のお話を紹介していきたいと思います。

若おかみは小学生!(2018年・令丈ヒロ子原作、高坂希太郎監督)

10才で事故で両親を亡くしたおっこは、祖母が営む温泉旅館「春の屋」へ。
ユーレイや同級生にしてライバルホテルの跡取り娘・真月たちと出会い、おっこの「若おかみ」修行が始まる。

❕ここがポイント❕
 両親を亡くしたおっこが、周りの人たちに支えられながら「若おかみ」として成長していく姿に心動かされます。
 結末は小学生の女の子に乗り越えさせる壁として相当険しいと感じますが、決意を新たにしたおっこの台詞をぜひ聞いてください。

魔女見習いを探して(2020年・佐藤順一、鎌谷悠監督)

大学生のソラ、会社員のミレ、フリーターのレイカ。住む場所も職業も違う3人の20代女子が子どもの頃に憧れた「おジャ魔女どれみ」の洋館で出会う。
「魔法玉」に導かれた3人の旅の行方は?

❕ここがポイント❕
 東映アニメーションのヒット作「おジャ魔女どれみ」の20周年記念作品。
 現代の働く20代女子の恋と仕事と友情が見どころ。「魔法」を信じた子どもだった彼女たちが「今」を築いていく姿に前向きな気持ちをもらえます。

竜とそばかすの姫(2021年・細田守監督)

母を亡くしてから好きだった歌が歌えなくなった少女すずは、「U」という仮想空間で歌姫「ベル」として注目を集める。
「竜」と呼ばれるユーザーの正体を知ったベルは…。

❕ここがポイント❕
 「U」の世界で歌姫となる主人公。監督が最も感銘を受けたというディズニーの「美女と野獣」をベースにして、日本的アニメーションとディズニー(アメリカ)的アニメーションの調和がすばらしい。ベルと竜の絆やドラマチックなストーリーは感動間違いなし。

すずめの戸締まり(2022・新海誠監督)

宮崎県で暮らす少女すずめは、ある日謎の黒い煙を見つけ、廃墟を訪ねる。そこで「閉じ師」の草太と出会う。

❕ここがポイント❕
 日本縦断ロードムービーの最先端。映像構成もさることながら、複雑なプロットが鮮やかにまとめられている。主人公・すずめの旅がどのような結末を迎えるのか、確かめてみてほしい。


 「女子とハッピーエンド」、アニメーション映画4選でした。気になったものはチェックしてみてください。

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