無能としか思われない、やらかした話。苦手な事は頑張らなくてもいい

こんにちは。

ついこの間、私は無能かと思われるようなミスをしてしまった。

私は一般事務として働いている。
そして、けっこう暇な部署で、難しい事務作業もなく、
ただ決められたことを入力したり、チェックしたりするだけなんで、
誰でもしっかり手順に従ってやればできるような内容。

私がやらかしたのは社員の書類管理チェック。
この管理は4か所に入力して、完了したら書類にハンコを押さなければいけなくて少し手順が多いのですが、
（といってもたいしたことないですよね。）

なぜか私はハンコだけ押して、
その他の入力ができていないという事態が発生。

私は現在でこの会社に半年勤務していて、
先輩の事務の子は4年目ですが、私より10個くらい年下です。

とある日、
書類の処理が終わり紙をファイルしたのですが、
その数日後に、私の入力漏れが発覚。

年下の事務の子が抜けがあることを気づいてくれて、
セーフだったのですが、手順をしっかりやるように指摘されました。

この書類管理をしていないと、有給扱いになってしまうので、
他の社員の方に迷惑が掛かってしまう・・・
「半年も働いているのに、やってしまった～」
かなり反省して、次にその書類が来たときは絶対気を付けようと気を引き締めやるべきことを付箋に書きすぐに見れるところに貼り、
正確に処理しようと慎重になりました。

そして、2週間後くらいにまたその書類が提出されていました。
次はちゃんとやらねばと思い、付箋をみてしっかりやりました。

しかし、数日後、
また抜けがあったみたいでまたご指摘を受けてしまいました。
今回は何枚もあって、そのうちの一人の処理に抜けがあったようです。

これって、めっちゃショックじゃないですか？

間違えないように対策をして、
ミスしないように意識もして挑んだにも関わらず、
しかも、この前注意されたばっかりで、
さらに、ただ入力するだけの簡単な事務作業・・・。

自分の能力のなさと不注意さに落胆しまくりです。

近日に2度もミスしたので、年下の先輩事務の子が

「書類処理の手順をまとめ、目に入る場所に貼っておくことや、毎回手順書を見ながら行うなど抜けが無いように何か対策が必要かと思います。」

とメールで送ってくれました。

この文を読むとめちゃくちゃ当たり前のことですよね。
こんな当たり前のこともできない自分が恥ずかしい。
基本中の基本のことを年上の私に言うことは
言いづらいだろうし、言いたくなかっただろうし、
事務の子には申し訳ない。

自分でもわかっているし、実際に目の入る場所に貼っておいて、
見ながらやったのに出来ていなかった・・・

こんな私ってどうなの？

しびれを切らした事務の子が
再チェックするので私が入力登録した後、その子に提出するようにと言われました。

仕事を増やしてしまった。本当にごめんなさい。

事務って苦手だな～
苦手な事を頑張るものではないな～と
つくづく思いました。

占いでも適正診断でも私は事務のような
細かい仕事は向かないとか出てきたしな～と
ふと思い出しました。
当たってるな～。

私がこの事務に応募した理由は

事務のスキルを身につけたかったから。
事務のスキルとか経験があれば、この先何かしら
仕事する時に役立つだろうし、
履歴書に書けるしやっておこうという魂胆。

実はチェックしたり、こまごました作業って好きじゃないし、
正確さって苦手で事務に向いた性質をしていない。
人と会う仕事の方がいつもうまくいっていた気がする。

自分の性質とは違う仕事を選び、
そして将来的にも事務的な仕事をしたいと思っていないのにも関わらず、
手に職をつけたら何とかなる的な思いでやってみたら、
やっぱりうまくいかないですよね。
毎日つまらないし、
方向が間違っていたっていう証拠ですね。

苦手な事を頑張っても、得意な人には勝てないから

得意なスキルをもっと伸ばした方が、
周りに貢献できますって最近よく言われてるのをよく聞く。

この件で、私はこまごました事務は苦手だから、
書類の処理は年下の事務の子にお願いすることにしました。
その代わり、私がやっていて苦痛でない
他の雑務をその子の分やることにしました。

その子の雑務の手間が省け、私は事務作業ほど嫌ではない。これだとお互いWin-Winの関係になれる、

だから、苦手な事や嫌いなことは頑張らず諦めて、
その他で自分が得意なこと苦痛でないことを代わりにしてもうという形で、
自分が過ごしやすい環境を作ってあげるのも一つの策かなと思った。

苦手を克服しようという意気込み大切。

しかし、

改善することはできても克服できないこともあると思う。

うろ覚えですが、
7つの習慣にも書かれていたこと。

動物に置き換えると、

アヒルは泳ぐが早いです。でも走るのが遅いからそれを克服しようと頑張ていたら、泳ぐのも平均点くらいになりました。

人間も同じで、苦手を克服するために時間を使っていたら
せっかく得意なことが活かせなくなってしまう。

今の私はそうだなと思った。
自分のできない点を補うことで、自信をつけようとしたけど、
そのせいで全部平均になって、
なんの特徴もない能力になってしまったかも。

昔はアクティブで行動力があって、好奇心があって勢力的だったけど

事務という環境に飛び込み、その良さが引っ込んだ感じがして、
いろいろと意欲がなくなっているなと思った。

自分が輝ける場に行き、無理に苦手な事をしなくてもいい。
みなさんにお伝えしたかったです。

苦手があってもあなたの良さは別のところで生きるので
そこで、誰かに貢献していけばいいと思います。

皆さんも私のような経験ありますか？

一生懸命やったのに、ささいなミスをした、
分かっていて注意してやったのに出来なかった

逆に、後輩事務の子のように、

何度言ってもできない年上の人、

こんな簡単なことも出来なくて、自分の手間を取られたこと

風の時代