片付け

最近思うのは「片付け」についてです。

このまま結婚することがなかったら…
荷物少ない方がいいな…

今のところはきょうだいにも子供はいないので、
私の思い出は私だけの物で終わると思います。

「これはもし子供が出来たらあげたい。見せたい。祖母から貰った。母に買ってもらった。」

そんな風に思っていた物も、もう必要ないのかも知れません。

物への思い入れが強く、思い出をわりと覚えている私はものを手放すことが出来ませんでした。家族の「使わないけど捨てられない物」を渡され、断れずに収集していました。

帰国から2ヶ月間片付けを続け、やっと物が把握できる量になりました。手放せない理由に向き合って手放したつもりですが、ここへ来て止まりました。そして「捨てること、減らすこと」に意識が集中していることに気付きました。

持っている服で自分で買ったものは数着、あとは姉から貰ったものか、母が買ってきたものです。洋服選びにも自信がなかった私は、大学卒業までのほとんどの服は母が買ってきた物でした。彼がいた時は彼に選んでもらった服、自分で選ぶ時は姉に写真を送り「かわいい」と言われた服を買っていました。

「仕事が決まらないと新しい服が買えない」とひたすら減らすことに集中してきました。「サイズが合わない」「昔は好きだったけど、今は着ない」と選別し、服を残しました。しかし10年ぶりに経験する日本の冬が想像できず、コートやダウンはてばなせていません。

そして肝心の収納スペースはワクワクしません。「以前よりスッキリした」と言う意味では満足ですが、ワクワクとは違います。ずっと服が好きではないせいだと思ってきましたが、原因はそこでは無いような気がします。

「母が買ってくれた、今は着ない服」は母が捨てないと言い張るので、別の部屋に残っています。要は手放しきれていないのです。本箱も、小さい時に遊んだおもちゃも、アルバムに貼らなかった写真も…全て別の部屋に移動しただけです。まだ手放す基準もあまいかもしれません。

ここからは基準を見直しながら、「移動した物とも向き合う」「理想、未来の自分を考えて、入れるもの、手放すものを決める」が課題なのかなと思います。




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