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アークザラッド考察記事

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アークザラッドシリーズの考察を含む記事です。
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#アークザラッド2

アークザラッドR ネタバレ考察&あらすじ紹介 ~3との繋がりや“改ざん点”等を考えつつ、アークR世界に想いを馳せる

アークザラッドR(以下、アークR)は、“改ざん”された結果、“元の世界”とは異なる軌跡を歩むことになった世界を描く物語である。 なおここで言う“元の世界”は『アークザラッド(以下、アーク1)』『アークザラッドII(以下、アーク2)』『アークザラッドIII(以下、アーク3)』などで主に描かれる世界だと考える(詳しくは後述)。以下は簡単な時系列だ。 2018年8月にアークザラッドシリーズの完全新作として配信開始されたアークRでは、序盤からR世界が「3世界とはパラレルな別世界」

アークザラッドの技の原理は?Rの技法体系考察【カギは相性】

アークザラッドではシリーズを通して、数千年の歴史で育まれた独特の文明が描かれており、私たちの星とは“世界の法則”すら異なると考えられる。 人々が使う技からは、各地で様々な技法が研究され、後世へ伝えられてきたことがわかる。技法によっては長い時の中で変化していく流れを確認可能。同時代に同流派で学んだ者同士でも、使用技や効果に個人差があるようだ。 特にアークザラッドR(以下、アークR)では100名を超えるプレイアブルキャラに加え、登場する敵も膨大で、その1名1名が特色豊かなスキ

アークザラッドの魔族とは?初代~Rのちょこ&魔族関係を掘り下げる

アークザラッドシリーズにおける「魔族」の定義は難しい。作中で魔族とされる者の特徴や関連描写が多種多様で、ひとつの系統にまとめにくいのだ。 加えて、2018年に配信開始されたアークザラッドR(以下、アークR)では、ステータス項目の“相性”としての「魔族」が増えた。あのリーザが「魔族」に分類されたことも、さらなる混乱を招きやすくなった理由だろう。 この記事では、アークザラッドシリーズにおける「魔族」の定義を考えるべく、「魔族と思われる者」の共通点や背景を探りつつ、徹底的に考察

【アークザラッド】ピエール・ベロニカのアークR登場シーンは、最高にピエールで最高だという話

ピエール・ベロニカは、1996年『アークザラッドII(以下、アーク2)』が初登場となる人物だ。脇役ではありながら何度も登場してはインディゴスの住民達を不安にさせてばかりなのだが、最終的には遠いバルバラードの地で落ち着いて暮らす姿を見ることができる。 以降の作品では全く顔を出すことなく、生死すら不明であった。それがなんと2018年に配信開始された『アークザラッド R(以下、アークR)』にて、再びピエール・ベロニカが登場したのだ。最初見た時は予想外過ぎて幻かと思った。でも幻じゃ