喫煙のメリット

近年の喫煙者に対する扱いは非道である。喫煙所は減り、副流煙が健康に害するなど、多くの人から嫌われる。
副流煙は健康を害する、確かにそうだろう。しかし、車の排気ガスも同じではないか?
そこで、喫煙のメリットとして、喫煙者からもあまりあげられることの少ない瞑想との関係性を述べる。
良く喫煙者はストレス発散の為タバコ吸っているという。
タバコそのものというより、呼吸を意識することがストレス発散の役に立っているのではないか。
瞑想の基本は意識を呼吸に向けること。
タバコを吸う時は必然的に呼吸を意識する。
その行為がリラックス効果になり、意識がより深い所にいく。
また、瞑想は継続してこそ、効果が深まる。タバコは依存性から、必然的に継続する。
話しは変わるが、タバコを皆一度はやめたいと思ったことはないだろうか。
やめたいのにやめられない。
依存性。
依存というものはなんなのだろうか。
依存を辞書で引くと『他のものによりかかり、それによって成り立つこと』とでる。
依存の研究でネズミの籠の中にただの水と、ドラック入りの水の二つを入れた場合、ネズミはドラック入りの水を飲んでしまう。しかし、そこにネズミの仲間や異性、チーズなど、入れるとネズミはドラック入りの水を飲まなくなる。
他の興味によってドラックから抜けられるのか?そうではない。依存性の根本感情は寂しさである。
疎外感や、繋がりの薄さ、虚無感、そういったことが依存に関係している。
依存の反対は繋がりだったという。
話しを戻そう。
昨今の喫煙者に対する扱いは依存性を強くしてしまう。疎外し、批判する。
タバコ依存者はその寂しさを紛らわそうとより深く依存してしまう。
今回は喫煙者の心理を述べた。
喫煙者はその上で、吸う自由、吸わない自由がある。
吸う人吸わない人どちらの方にも尊厳を持って扱ってもらえる世界が来ることを願う。

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