第2期 MBD_Day10 マーケティング・マネジメント読書会 2022/10/16
皆さま、お疲れ様ですっ!
鈍器本こと、「コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント読書会」も、とうとう折り返しに到達しましたっ!!
最近は参加メンバーが固定化してきていますが(笑)、後半になればなるほど、MBAで学んでいる知識がベースとなって読んでいけるため、いつでも復活することが可能ですっ!ですので、最近、参加が疎遠になっている方々であっても、この鈍器本の約1万円の投資を回収することは、まだまだ余裕で可能なので、いつでも待っております~(笑)
さて、今回は 「12章」 について、ディスカッションをいたしました。議事メモを下記にまとめてますので、ご一読頂ければ幸いでございます。
また、次回は 「11月5日(土) 21:30~」 と、 初の土曜日開催になりますので、スケジュールの予定をお間違えなく~。
それでは、議事メモを下記よりご覧くださいっ!!
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MBDⅡ
日時: 2022年10月16日 21:30~23:00
対象: 12章 製品戦略の立案
本章で取り上げられる問題:
1.製品の特性とは何か、またどのように分類されるか。
2.どうすれば、製品を差別化できるか。
3.企業はどのように製品ミックスと製品ラインを構築し、
管理できるか。
4.優れたコブランドや成分ブランドを作り出すために、どのように製品
を組み合わせることができるか。
5.パッケージング、ラベリング、保証(ワランティとギャラインティ)
は、マーケティング・ツールとしてどのように利用できるか。
本日のディスカッションポイント:
■ 図12-2 膨張製品 【p.460】
-市場の成長感でこのあたりは広がっていく?業界の成熟?製品の成熟?成熟しきった市場では潜在まで広げないと差別化できない?
(議事メモ)
-市場の成熟度によって異なりそう。行動変容に紐づくと考えられる。また、このケースは機能軸で考えているため、単純に製品にフォーカスしても問題ない。
(補足: 例えばの話)
-石鹸を例にとると、あるエリアでは、「手軽に手を洗い続けたい」という
ニーズに応えられていないという事実があった。この場合は、
基本製品: 手を洗う、 期待製品: 安価で買い続けられる
と考えられる。
-他のあるエリアでは、上記条件は満たせており、さらに追加の機能が
必要になる(差別化が必要となる)ことが想定される。この時、この
エリアを調査すると、実は 「香りにうるさい住人が多い」という
特徴が分かり、その特徴に応えられるものを提供するとしたら、
膨張製品: 香りがめっさエエ感じ など
という打ち手が考えられる。
-しかし、実際には、「香りにうるさい理由は、リラックス効果を得たい
というニーズであった」 とすると、香りだけではなく、泡立ちの良さ、
感触の良さが、効果を得られる可能性もある。すなわち、
潜在製品: リラックス効果を得られる機能
という感じで、考えれば分かりやすくなるかも?
・・・・・ほんまかどうかは知らんけど(笑)
■ 製品ミックスはどう広げて行くのが良いのだろうか? 【p.474】
(議事メモ)
-1企業の製品ミックスには、一定の幅、長さ、深さ、整合性がある。
その中で、新たな製品ラインを加えれば、製品ミックスの幅を広げること
になる。という表現がなされているが、どれにフォーカスして広げるのか
は、「判断基準」 が必要になると思われる。この場合、どうやって
その判断基準を設定しているのか?
-企業が置かれた状態、外部環境の変化から判断基準が変わる。
例えば、外部環境が変化=お客様の行動変容が発生した場合、自社の強み
としていた部分が、全く通用しなくなる可能性が考えられる。この場合
は、長さを広げるよりも、深さにフォーカスしないと、将来的に経営状況
がよろしくなくなるかも?しれない。また、顧客の行動変容がなく、自社
の強みをより強化することができれば、圧倒的なシェアを獲得できる場合
は、例えば、幅をより一層強化するなどが考えられる。つまり、企業が置
かれた状態によって、次の打ち手が変わるため、それに即した判断基準を
設けたらよい。
■ 図12-4はバリューライン? 【p.475】
(議事メモ)
-図12-4はバリューラインではなく、製品機能を2軸に分解して、製品マップ
化しているだけだと思われる。
(補足)
-バリューラインは、業界のKSFを導き出すときに活用する。なぜなら、
バリューラインは、トレードオフになる2軸を見出し、このトレードオフを
乗り越えられれば、持続的優位性が確保できる=KSFとなるため。
■ 製品の2割が売上8割ってどこでもあてはまるやつ?
※パレートの法則のこと 【p.474】
(議事メモ)
-パレートの法則(80:20)は、全てに当てはまるのか? これは業界が
異なっても同じになるのだろうか?不変的な概念と理解しているので、
そうなるのでは?
-体験してきた範囲、体験真っただ中な状況から考えても、実際にはならない
場合はある。不変的ではなく、「法則」であるため、ならない場合が
ある、というのは特に誤っているわけではない。
■ 下級市場へのストレッチング、どんな場合は失敗して成功してる?
-何を基準に、成功と失敗を判断しているの?
(議事メモ)
-コンセプトで設定した内容(例えば、市場シェア、工場の稼働率、限界
利益・営業利益の何%増大)が達成できたのかで判断していたりする。
-ただ、予測不能な事象(COVID-19など)が発生した場合は、目先のキャッ
シュ確保を最優先しなければならない場合もあるため、成功・失敗につ
いては、判断基準を持っておくことが大切。
-判断基準が明確になっていると、進捗状況が思わしくない部分に対してテコ
入れを行うなどができるようにもなるため、「何をもって成功・失敗とす
るのか?=判断基準」 は明確にしておくこと。
本日のディスカッションメンバー
※やまさんも途中まで参加されてました~。写真は残ってないですが。。
以上です。
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