2023年の振り返り


今年はとにかく外に出る一年でした

普段は引きこもりなのですが、今年はとにかくいろんなインプットしようと県外に出る一年でした。

追って書いていくつもりですが、3月のこうふ発酵マルシェをスタートに10都道府県・20以上の施設やイベントを視察してきました。(一部営業活動)

昨年も発酵ツーリズム展inほくりくでつながった方々が多くいましたが、今年はそれ以上に多くの方に知り合えてよかったです。

印象的なイベント・施設

こうふ発酵マルシェ

- 出店者として参加

このイベントはもうすごい。さすがヒラクさんと五味醤油さんが主催しているだけあって全国から醸造家が100人近く参戦する発酵業界を代表する一大イベント。

普通これだけのイベントなら2Daysやるとこだけど前夜祭と後夜祭で忙しいという理由で1Dayになってる笑

イベント自体もすごく良くってジュエリーと発酵食品のイベントで出店が70団体以上も集まるイベントでパン、味噌、醤油、お酢、日本酒、ワイン、ビール、ビリヤニ、ラーメンなど、ほんとテーマ絞ってるのに範囲広すぎ!

来年も谷川醸造さんとヤマト醤油味噌さんに加え、井波の出店者もまとめてチームほくりくで出店する予定です。 3月2日よろしくお願いします!


Live Design School

- 受講生として参加

新しい試みだと思う。
地方で活躍している個人をリードデザイナーとして据えて、地方で活動している・したい人の横のつながりを作り、一緒に考えていこうという試み。

内容はベーシックレクチャー(以下レクチャー)とフィールドワーク(以下FW)で構成されていて、リードデザイナーはオンラインによるレクチャーとフィールドワークで活動拠点周辺を案内する。

リードデザイナーにはTSUGIの新山くん(越前鯖江)とかRoleの羽田さん(高岡)、ヒッコリースリートラベラーズの迫さん(新潟)、RWの稲波さん(名古屋周辺)、よく井波に来てくれるオフィスキャンプの坂本さん(東吉野村)などなどそれはそれは物凄い人たちがいっぱい。
でもみなさん、ほんと気さくに話しかけてくれるから気楽に参加できるし、みんなと仲良くなれる。

運営している出雲路本制作所の中井さんたちは毎月あるレクチェーと、こちらもほぼ毎月あるFWの準備にすごく大変だと思うけど運営も楽しんでいる感じで嬉しい。

個人的に、地域で一緒に活動していこうと思っている人とのつながりが全国にできるメリットを感じて参加


森・道・市場

- 一般参加者

もう今更いうこと無いくらい最高なイベント。ほんと居心地良くって、楽しい。携帯が繋がらなくなるくらいの圧倒的な参加者。
出店者もアパレル、飲食、小売など200は超えてるんじゃないかなー
ほぼ街です。

すごく大きいイベントなのでゴミの量も半端なく、今年からサーキュラーエコノミーの安居 昭博さんも関わっている超大型コンポストの設置など環境にも良い活動もされています。

私はというと、五味醤油さんと一緒に仁井田本家のブースで角打ちしてました。

来年も参加予定


青山ファーマーズマーケット

- 出店者として参加

後述するNAT.BREWさんと一緒に参加してきました。

国連大学の前で開かれるファーマーズマーケットの古参。認知度もそれなりにあり、都内の人は行ったこと無いけど名前は知ってる人も多いんじゃ無いかな

クラフトビアとハンバーガーのスポット的なイベントでしたが、思ったより人が来なかったなー

でも推薦いただいた滝ヶ原ファームさんには感謝


こうふ視察

- 企画参加者

NAT.BREWさんが静岡県三島のクラフトビール醸造所に樽を配達するのにご一緒し、帰りにこうふによって、五味醤油味噌さんに甲府を案内していただきました。

NAT.BREWの醸造家は元々、山梨でワインを作っていたこともあり、共通の醸造家の話題で盛り上がっていました。

視察は造園で有名なYard Worksさんをはじめ、TETOTETOの塩山オフィス、有名なガラス作家さん、瓦がテーマのカフェなどをご紹介・視察させていただきました。

ちなみに五味さんやYard worksさんたちがやっている合同会社説明会がとても面白いです。HOKUROKUチームで同じようにできないか検討中です。

https://terre-yamanashi.com/


小倉ヒラクの発酵マーケットKOJI@食祭テラス

- お手伝い

こちらもこうふ発酵マルシェ同様、全国から醸造家・生産者さんが来て、トークショーしたり、商品の解説してくれたりと、贅沢すぎる内容。
トークショーやワークショップも毎回満員で、発酵の盛り上がりをすごく感じました。
3日開催で記録的な売り上げが出たらしい。

この時にオリゼーブルーウィングの木下さんや、稲とアガベの岡住さんと仲良くなりました。


ノムクラフトとのコラボビールと関西営業

- 阪神百貨店との商談を設定

クラフトビア界隈で人気で和歌山県有田川町にあるノムクラフトさんとコラボビールをしにいく過程で、先の発酵マーケットで知己を得た催事担当から紹介いただき、阪神百貨店に営業とオリゼーブルーウィングに視察に行きました。

コラボビールは利賀のクロモジを使ったビールで、副原料はNAT.のHEY HEY HO!と同じですが、全く違う飲み口で醸造の違いが楽しめますよ!

ちなみに、醸造家が仕込みをしている間は、私は湯浅に行ってきました。
湯浅はお醤油の発祥の地で、キッコーマンやヒゲタ醤油も湯浅から千葉県野田市に移っていったんですよ! カネイワさんも角長さんもとても素敵な蔵でした!

名古屋周辺ツアー

- 参加者

LDSの山本尽日さんの企画で稲波さんにアテンドいただく1日。
菰野町のカモシカ道具店、素敵でした。

かもしかビレッジも街で育てている感じがすごく伝わってイベントやってる時に再訪したいなーと思ってます。

その後、岡崎に移動して丘の途中のマーケットに参加。夜ライトアップされた橋の上で行われるナイトマーケットで、すごくよかったです。なんでも歩道橋のため車が入らないとか。
大きな川の上にかかった橋なので、視界が広く、開放感あるナイトマーケットですごく綺麗でした。

近くのマイクロホテル ANGLEは友人の友人だった飯田圭さんがやられているホテルで、物販にTETOTETOのnin.りんごバターがあった。大人気すぎて買えないりんごバター…


越前鯖江デザイン経営スクール

- 参加者

RENEWの新山くん・森さんと千年工芸祭の内田さん、八百熊川の時岡くんがメンターとなって、越前鯖江内から募った企業の課題を参加者と一緒に解決することを目指す。

全6回、半年間現地に行って企業とコミュニケーション取りながら進めていくプロジェクトとセミナーがセットになったプロジェクトです。

これが大変だけど面白い。地元企業や職人さんと直接やりとりして改善方法を模索することで企業側の課題を浮き彫りにして、どこを目指し、どんなステップで進めていくかを考えることで、より実践的なデザイン経営を体験できます。

発酵食まつり

- 出店者

ヤマト醤油味噌さんが年2回自社開催している祭りで、私たちは井波の飲食店さんが集まったチーム井波で参加(LAW・haiz・NAT)。

あいにくの大雨で、なかなか難しかったですが、ヤマト醤油味噌さんと繋がれてまた参加できればいいな。
LAWさんは午後から来て全部売って帰られました。すごい。

今後も、発酵チームの横のつながりを広げていけたらなと思ってます!

稲とアガベ視察

- 視察

阪神百貨店で開催された発酵マーケットで知己を得た稲とアガベの岡住くんに会いにヤマト醤油味噌さんと視察に。

いやー男鹿すごいですね。海側と山側の違いはありますが、起きている出来事が歩いて20分圏内で起きている現象が井波に近く、現時点での盛り上がり度は男鹿の方が上ですね〜。3年で人が集まる街の基盤ができつつあります。

まちづくりや地元盛り上げたいと思っている方は絶対行った方がいいです。
秋田県は県自体が消滅都市になっていて、その最先端にいるのが男鹿でした。そんな中、無担保で2億円の融資を得て、一風堂がノウハウを注いだラーメン屋ができ、14億の補助金が採択され、ホテル3件、スナック、蒸留所が出来、近い将来にサケ特区になるかもしれないという可能性が溢れすぎている場所です。

男鹿に関してはほんとすごくて、今年行った視察の中では一番でした。もうね、無限に書けるのでここまでで。

その帰りしな、ヤマモ醤油さんに視察。
ここもすごい。すごく長い歴史(創業が1867年!)の中にある味噌醤油蔵で元々設計士希望の当代が魅せる施設を作ったことで、まるで美術館・博物館のような醸造所になってます。

かなり遠いですが、いく価値のある場所です。


個人的に今年やり始めたこと

NAT.BREWに勝手に関わる

私たちのまちに今年できた(プレは昨年末)クラフトビールの醸造施設。
最近私が発酵界隈の方々と仲良くさせていただいていることもあり、お手伝いできることが多そうだと思って勝手に関わってます。

土着横丁

NAT.BREWさんに勝手に関わっている一環で、井波にも横丁文化作りたいよねと軽い気持ちからイベントを始めました。確か6月位からかな〜
GW明けてビールの売り上げがちょっと落ちる時に開催したのがよかったらしい笑

なんだかんだで少しずつ記憶に残ってもらえてると思う。

運営自体はあまり手がかからず、フードを出してくれる人を探すだけ。
まぁNAT.BREWの脇でわちゃわちゃしているだけだしね。

でも元々狭いスペースにごちゃっとフード提供者を集めれば、横丁っぽい雰囲気でるなと考えてやってます。

おかげさまでフードを提供してくれる人らもやりたい!って人が多くなってきているのでほとんど手を使うことなく楽しめるイベントになってます。ありがたい笑

今後は季節に合わせたイベントなんかもしたいなー テーマづけして。

裏日本の会

始まりはそう、金沢の某敏腕建築士さんとおしゃべりしている際に、ほくりく3県でまちづくりしている人たちの横のつながりをもっと深めたい!と言われて、んじゃ声かけるかとはじまった会です。

よく怪しい会じゃねと言われます。

まぁメンツも怪しい人たちばかりまので怪しいっちゃ怪しいです。

私は会の裏方としてスケジュール管理したりしてます。

福井からは
RENEW始めた彼とか、
微妙に新幹線延伸の恩恵に預かれなそうなとこで宿とキャンプ場を始めた彼とか、

石川からは
言い出しっぺの建築士さんの他、
能登で限界集落をDX化しようとしてる彼とか

富山からは
HOKUROKUメンと
井波の有名な建築家さんが
高岡で伝統産業を舞台に頑張っている彼とか

毎回ゲストを入れようって話してるけど、結局ゲストではなくメンバーになってる笑 まぁ趣旨通りだしいいと思う。

開催場所は毎回持ち回り。
石川(金沢) →  富山(高岡)→ ときて次回は福井(福井)
小浜案もあったけど、寒いよ!ってことで福井になりました

初めて見たけど、これがすごく盛り上がるわけですよ、みなさん同じくらいの世代で抱えているスタッフも15人前後、ほんと共通の悩みばかりで永遠と喋ってますね。たぶんほんとは喋っちゃいけない領域まで喋ってると思う笑

チーム井波で出店

最近、井波のなかで飲食店の開業が多くあり、その中でも製造過程で発酵を利用する店舗さん達に声かけして、一緒に出店してもらってます。
最初は五箇山和紙の里での出店。
続いてヤマト醤油味噌さんの発酵食まつり。
まだまだ手探りな感じですが、引き続きやっていきたいですね。
たぶん次はこうふ発酵マルシェなので多くの方に井波を知っていただく機会になれたらと思います!

サンプル・小ロット限定制作工房

今までデジタルの領域で仕事してきたので素材感のある仕事をしたいと思ってる時に、井波で色々事業を起こす人が出てきたので井波で自分達でサンプルや小ロットのグッズを作れる工房やれればいいなと始めた事業です

もうちょっと設備投資が必要だけど、とりあえず料金設定とか決めれば始められます。でも多分不定休です。


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