面白い類似。サマポケと俺妹黒猫if上

この文章では
summerpockets(key)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(15)黒猫if上(伏見つかさ)
のネタバレがあります。未読or未プレイの方は自己責任でお願いします

(ネタバレ防止空白)


まずはさらっと両作品をおさらいをば
summerpockets(以下サマポケ)は2018年6月29日にKeyの13作目としてPCで発売され、その後スマホ、Switch、Steamに移植、ヒロインを増やしsummerpockets REFLECTION BLUEと名を打ち2020年6月26日、PCで発売、これもスマホ、Switchに移植された恋愛アドベンチャーゲーム
美少女ゲーム大賞2018の総合部門とシナリオ部門で一位をとった言わずとしてた名作
未プレイの人は自分の書いている駄文なんかでネタバレされる前にプレイしてほしい。いや、本当。

俺の妹がこんなに可愛いわけがないは伏見つかさによるライトノベル。2013年に12巻で本編は完結。今さら俺妹? と思うかもしれませんが、今回自分が話そうと思っているのは2020年9月10日発売の15巻黒猫if上です。
12巻まで俺妹を読んだけどif未読の人は是非読んでほしい。12巻が後味悪く感じたあなたが求めていたものかもしれません。13巻がゲームの焼き直しだったから…で読みやめた人も14巻からなら楽しめるはずです


ネタバレいきますよ? いいですね?


はい。両方とも、とても面白いです。
サマポケは自分が初めてやったノベルゲームCLANNAD(Key)で味わった感動をもう一度味わいたくて(思い出補正あり)、未練がましくノベルゲーをやっていた自分が、もしかしてCLANNAD越えたのでは? と思うほどのものでした。長い年月を丁寧に描写したCLANNADと強烈な一夏の思い出を書くサマポケを同じ物差しで計っていいものかとか厄介なオタク感想を抱いたほどです。
俺妹の方はifは全部大体8巻辺りから分岐しているようで、12巻まで進んだらもうハッピーエンドは無理だったのかななんて感傷に浸ったりして

この文章を書いている理由は、自分が感動する共通のポイントがあったからです。超ざっくり二つの作品の共通するところを書き出していこうと思います。ここら辺が噛み合った作品があったら、読んでみたいものです。

まず、『夏』『島』『旅』この三点セットは定番ですね。夏休みに親戚のいる島へ旅行する…定番ッ! あまりにも定番ッ! 愛されるからこそ、定番なんでしょうね。

次、『駄菓子屋』『水鉄砲』『海の家』the田舎の夏。どちらの作品も平成飛び越えて昭和ノスタルジーです。田舎の島にある駄菓子屋ってのはクリティカルですよ。

はい、『未来から来た自分の子供』この単語聞いただけで誰もが少なくとも1つの作品を言える説を提唱したくなるほどのあるあるです。

そして、『未来から来た子供のことを認識できなくなる、忘れてしまう』歴史の修正力とかそんな感じ。あるあるですね。

最後、『打ち上げ花火が上がった瞬間、忘れていた未来の子供のことを一瞬だけ思い出す』間違いなく一枚絵あるわ…って瞬間ですね。
というか、ぶっちゃけて言うと、黒猫if上でこのシーン読んだとき、あれ? シナリオ似てないか? と思い、サマポケやり直したくらいです。

中身は全然別物でしたが(笑)

本当に要点だけ見ると似てるんじゃないかと思っちゃうんですけどね。
『夏』『島』『旅』『駄菓子屋』『水鉄砲』『海の家』『未来から来た自分の子供』『花火の瞬間…』
つおい(確信)


またこんな作品達に出会いたいものです

かしこ

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