ずっとずっと涙も笑顔も分け合いたい


あっという間だった。


デビューが発表された7/28の昼公演終了後から、デビューをする11/12までの日々は、色んなことが解禁されたり、新しく決まったりで、それはもう本当に目まぐるしい毎日で、1ミリも彼らから目を離せなかった。

正直ファンという目線から見ていても、最初のうちは実感が無くて、ずっとふわふわしている状態だったけれど、日が経つにつれ、何かが発表される度にこの子達はデビューするんだと噛み締めていたし、何かが終わる度にちょっぴり寂しい気持ちにもなった。

結成されてから3年間、エキスポ大観覧車のアンバサダーや24時間テレビのスペシャルサポーター、少年たちの舞台での座長、全国ツアー、アリーナツアー、ポップアップショップ、番組のコーナー、ラジオ、CM、ドラマ、レギュラー……と怒涛の日々すぎて何回「知らない間にデビューした?」と言ったか数知れず…。(笑) 

やっとだね、ついにデビューだね。

私自身、ジャニーズJr.を応援するということが初めてだったので、デビュー組との違いや差には毎度のこと驚いた。驚く度に、デビューとは決して簡単な事ではないということを何度も何度も痛感した。

ずっとそこに存在すると思っていたグループが解散したり、誰かが抜けたりする中で、「この7人だけはどうかずっと一緒で。」と強く望んだ“それ”が現実になった時の「やっと」感はきっと彼らと私たちファンにしか、一生分からないんだろうと思う。

CDデビュー決定!という文字が大きくスクリーンに出た瞬間の彼ら、自然と丸く円になっていたあの姿、本当に嬉しかったな〜〜〜と何度も思い出す。

声をあげて泣いて喜んでいた7人がたまらなく愛おしかった。なにわ男子を好きで居て、嬉しい出来事は勿論沢山あったけれど、これ以上に嬉しくなったのは初めてだった。推しがデビューをするというのは、こういうことなのかと改めて実感した。



初めて長尾くんを見た時、こんなに可愛い子がこの世界にはいるんだ………と本気で思った。千葉雄大くんや山田涼介くん、岩橋玄樹くんと過去に好きになった芸能人はほとんど可愛い路線を貫いてきた私にとって長尾くんの存在はかなりドンピシャだった。俺のスカート、どこ行った?というドラマの中で見つけた長尾くんを気付いたら目で追っていて、そこから沼に落ちるまでは一瞬で、気付けば好きになってもう2年半以上経っていた。

2019年の8月。ヲタ垢を作って初めて出来た同じなにわ男子を好きなヲタ友に誘われ、24時間テレビの為に弾丸で大阪に行った。地方民な上に方向音痴の私からしたら、大阪の道は田舎と違ってとても難しく、大阪駅の中で彷徨って迷子になり、友達に沢山迷惑をかけた記憶がある。何度も道を間違えて行きたい場所になかなか辿り着けなかったり、会場ギリギリに到着して始まる前なのにどっと疲れてしまった事もあった。それでもこの道を長尾くんも歩いた事があるんだとかこの景色を見て長尾くんは育ってきたんだと思うと嬉しくなったし楽しかった。そして大阪は、いつしか私にとって大好きな大切な場所になった。

松竹座もオリックス劇場も城ホも京セラも、どれも長尾くんにつれてってもらった。松竹座は入った瞬間のあの上品な雰囲気に圧巻されたし、初めて書いた手紙は最初の「長尾謙杜くんへ」がどうしても納得がいかず、レターセットに一緒に入っていた台紙に「長長長」と真っ黒になるくらい何度も書いて練習した。頑張って書いたその手紙をレターボックス入れる時の緊張は今でも鮮明に覚えているし、これが本人の手元に届くのかと思うととてもワクワクした。初の全国ツアーで入ったオリックス劇場は、長尾くんの視界にいつまでも入れずお酒が入ってないのに帰りの道頓堀の橋で恥ずかしいくらい大声で泣いた。その思いが高じたのか最後に入った公演で、一階一列目ドセンを引き、拗らせまた泣いた。追加の城ホのオーラスでは、大倉くんからのサプライズメッセージで「最年少の僕が引っ張っていかな!」って思って絶対に泣かないでおこうと決めてたのに結局泣いちゃった長尾くんを見て彼なりに頑張っている事を改めて感じて、抱きしめたくなった。関ジュとして初めての京セラドームで1人で緊張しながらも流暢に丁寧に話をしていた姿を見て、これからも絶対好きでいさせて下さいと心底思った。
2020年、会えるはずだった現場が何度も無くなってコンサートが配信になっても、距離なんか感じさせないくらいの最高のステージを見せてくれた。そして、久しぶりに生を感じた夏、夢を掴んだ横浜アリーナは一生忘れない思い出になった。規模は違えど、いつどこのステージにたっても同じくらいの笑顔や輝きを長尾くんは見せてくれた。元気をくれた。沢山沢山愛をくれた。ありがとう。

いつかの雑誌で、丈くんと大橋くんのダンスのスキルが自分達のレベルに合わせてくれているせいで全開に出てると思わないから一刻も早く2人が全力で踊っても見劣りしないようになっていきたい。と言っていた。勿論決してダンスが下手なわけでは無かったと思うし、全国ツアー、あけおめを終えて、ダンスで遅れをとっているようには全く見えなかった。それでも、いつだって彼はその持ち前の謙虚さと向上心に満ち溢れていた。すごいのは、あれからどんどんダンスが本当に上手になっていた事。1年半以上ぶりに輝いている彼を見て、明らかにダンスの質が上がっていたのが分かったし、それだけじゃなく自分の魅せ方までも以前より的確になっていた。


長尾くんが何度も口にしていた“世界進出”という夢に一歩ずつ近づく度に、胸がいっぱいになった。少し遠く感じて寂しくなっちゃった時もあったけど、「愛は距離じゃない」という事を教えてくれた長尾くんのおかげでここまで来れた。世界配信の初の主演映画、やったね、また一つ、夢に近づいたね。


何が決まる度にちゃんとお知らせをしてくれて、嬉しかった事感じた事も全部教えてくれた。そして、私たちに「喜んでくれてありがとう」と素直に言える長尾くんがとってもとっても大好きで愛おしい。
雑誌のオフショットやいろんな空の写真、海の写真、景色の写真、可愛すぎてカッコ良すぎる自撮り、スニーカーや絵などの趣味の写真、今ハマりのフィルムカメラで撮ったエモ写真、長尾くんの“好き”が沢山詰まった毎週金曜日の日刊はどれも大切な宝物だった。


関西ジャニーズJr.のみんなに出逢えて、大好きな7人に出逢えたのも長尾くんのおかげ。長尾くんが生きてくれているから、私も人生を頑張れたし、生きていられるよ。長尾くんに出逢えたって事だけで私はとってもツイてるね。他にもう何も要らない。
これからも、ずっと涙も笑顔も分け合わせてください。大好きなその姿を追いかけさせてください。


関西ジャニーズJr.としての7年間、本当にお疲れ様でした。そしてこれからデビュー組として色んな長尾くんを魅せてね、今までもこれからも長尾くんが世界で一番大好きだよ、長尾くんそしてなにわ男子の未来がずっと幸せなものであります様に。これからも笑顔とその愛嬌で沢山の人を救ってね。でもたまには休んで!いっぱい寝て、いっぱい好きなことをしてください。


デビュー本当に本当におめでとうございます!

2021.11.12.












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