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ドリライ 2024 感想

ドリライ楽しかった感想文です。テニミュの公式ライブイベントは2022年のレボライ以来。参加は大千秋楽のみ。観に行く前は不安な気持ちもあったのですが、想像以上にテンション上がる場面が多くて大満足でした。


不動峰・ルド吹・関立で「そこでその曲来る!?」みたいなことが多くて、ドリライでもずっこけるようなセトリだったらどうしようと心配していたのですが、ふたを開けてみたら概ねベストなセトリでした。

前半の各校校歌パートは盛り上がる曲が続いて楽しかった。初期校のキャストは芸達者な人が多かったんだなあ、氷帝は群を抜いて華があるなあと再認識。緑山曲は各校の2年生のダンスがかっこよくて眼福でした。2年生キャラは好きなキャスト多いんですが、ほぼ木村赤也しか観てなかった(笑)。ダンスに癖があるから昨今流行りの統一感重視のパフォーマンスには合わないけど、赤也としては120点。彼の存在だけでチケット代の元取れます。でもせっかくなら緑山全員揃ってほしかった~。まあこれ以上人増やせないですよね……。


今回、席がセンターステージ真横のスタンドだったんですが、花道を使った演出が多かったのも嬉しかったです。体感としてはメインステージよりセンターステージや後方のサブステージに人がいる時間のほうが長かった気がします。印象に残っているのは「終われない夢」の波動球打ち合いのところで、スポットライトがアリーナの端から端を横切る様が迫力満点でした。大友タカさんは関立でかなり歌が上手くなっていたので、ドリライで再びメイン曲が聞けてよかったです。

過去曲は一曲だけ、それも青11の「Do Your Best!」だったのは最適解だったと思います。始まるまでは、これまで旧作と距離を置いてきたのにここにきて過去曲やるのかーいと思っていましたが、実際に観てみたらたしかに代々続く曲が一曲もないのは寂しいよな、と思いました。過去曲をやることによって、青11が歴史の中に組み込まれていくのがエモかった。佐橋さんの曲は大味必淡なのでアリーナで映えますね。


また「サムライファイター」はいつ観ても良い。木村赤也でチケット代の元は取れるけれど、「サムライファイター」はお金には代えられない全能感を与えてくれます。プライスレス。大千秋楽だったからかUO使う人が多くて、体感「Trickster」か「サムライファイター」が一番焚かれていた気がします。ペンラ文字が一番多かったのは「INVISIBLE GAME」(「不二」が作りやすいから?)。レボライのときにペンラ文字を見かけた記憶がないんですが、本数制限があると逆にいろいろ挑戦したくなるのがオタクの性なんでしょうか?

そして何より、青11が悔いなく卒業できて本当によかった。直前の原大石のケガは心配でしたが、「Prince of Tennis~4th season~」と「Drive Your Dreams」以外はほとんど変更なしっぽかったので安心しました。実在する人のケガや病気をエモ消費するのは嫌なんですが、不測の事態にも原さん本人や周りのキャストに焦りが見られなかったのは、この3年間積み上げてきた経験の賜物だったのかもしれません。


ドリライのセトリが良かったがために、改めて本公演の曲が多すぎると感じました。4thも良い曲たくさんあるのにそれを生かしきれていない。また作曲家ごとに音質にムラがあるのも、アリーナだとより気になりました。現時点では複数の作曲家を使っている観客側のメリットがあまり感じられないので、全国では音楽面の進化に期待したいです。演出や脚本のモヤモヤはもう慣れたというか、自分が期待しているものとは別のものが来るという前提で楽しめるようになったのですが、劇伴に関してはもっと生理的なもので、自分の脳内で修正することが難しいから、ベストでなくてもベターではあってほしいと願っています。

それと立海三強は、関立初日から凱旋でかなり良くなっていたけど、さらにパワーアップしてくれたらもっと嬉しい。キャストへの愛着はあるんですが、キャラとしてももっともっと好きになりたい。

まだ見ぬ青12、比嘉レギュラーへの期待もたくさん。これからのテニミュ4thも楽しみにしてます!

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