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テニスの王子様 個人的に好きなキャラソンランキング トップ30

テニプリハマりたての頃に公開したキャラソン記事をアップデートしたい。そう思って一旦記事を非公開にしてから2年近く経っていました。だってテニプリにはオフシーズンがないんだもの。書く余裕がなくても仕方がない。

というわけで、本稿では個人的に好きな「テニスの王子様」キャラクターソングのランキングトップ30を紹介していきます。以下、すべて個人の感想なのであしからず。

※Apple Musicのリンクは視聴用です。22位と4位だけなぜか検索にひっかからなかったので、moraのリンクを貼っています。


30~21位

30位 NEVER END / 越前リョーマ

無条件で気分が上がるダンサブルなロックチューン。まだ青さの残るリョーマの歌声がよく似合ってます。


29位 Everyday / 千石清純

テニプリキャラソンのなかでも随一のキャッチーさ。軽やかだけどチャラくはない、愛嬌はあるけど甘すぎない千石の歌声が◎


28位 BRAND NEW DAY / 3グァバトリオ

ジロー、ブン太、剣太郎による歌うまボレーヤーズユニット。テニプリのオシャレな曲といえばまずこの曲が浮かぶ方も多いのでは。


27位 坂道の果てへ / 氷帝エタニティ

アイドルグループのカップリング曲にありそうな、清涼感溢れるナンバー。氷帝エタニティといえば「不条理」ですが、4人の声質的にはこういうさわやかな曲のほうが合っていると思います(逆に「不条理」は合ってない感じがいい)。


26位 MEBACHICO / 忍足侑士

ネタ曲かと思いきや、忍足のラップが結構テクニカルで聞きごたえがあります。


25位 はじまりは、Ecstasy / 白石蔵ノ介

名曲揃いの白石曲のなかでも最推し。エモくなりすぎないボーカルがクールな曲調と合ってます。


24位 Let’s game! / Roh3

大石、真田、甲斐による副部長トリオユニット。3グァバが”歌うまトリオ”なら、この3人は”いい声トリオ”ですね。


23位 Very Merry アイシテマス! / 一氏ユウジ

関西圏のアイドル全員に歌ってほしいと思うほど、一キャラソンにとどまらない良曲です。でも一氏のキャラ&歌唱だからこそグッとくるのかも。


22位 真っ白な誓い / 壇太一

壇くんのプリミティブな魅力が詰まった一曲。<やさしさは僕を ひきとめるだろう きびしさは甘え 許さないだろう>は、中学一年生に歌わせるには深すぎるフレーズ。


21位 恋風 / 大石秀一郎

キャラソン人気投票ソロ部門1位も納得のテニスなラブソング。ドラマティックなストリングスもしつこく感じないのは、大石の優等生な歌唱があってこそ。


20~11位

20位 brand-new HEAVEN / 青春ソーダ

映像含めると一番好きなOP。ところどころで浮遊感のあるセクションが挟まれるのがいいアクセントになっています。


19位 Side-by-Side / 丸井ブン太・木手永四郎

作詞を木手役の新垣さん、作曲をブン太役の高橋直純さんが手がけたリアルダブルスソング。サビ前で技名キメるのがキャラソンらしくて盛り上がります。


18位 誰のために / 跡部景吾・幸村精市

ストイック部長デュエット。近年のテニプリキャラソンは重厚感あるサウンドの曲が多くこの曲も例に漏れないのですが、考えてみれば新テニ入って威圧的な高校生や海外キャラ増えたし、それに立ち向かう中学生もどんどん強くなっているのだから合っているのかも。氷帝vs立海はW杯後設定ですし。


17位 ワッショイ! / 六角中

等身大の中学生らしい、潮風香る一曲。<強者どもが夢の途中>は、テニプリキャラソン屈指のパンチライン。


16位 FIGHT TO THE END / 越前リョーマ

スポーツ漫画の主人公らしい、はつらつとしたロックナンバー。作曲は「NEVER END」と同じIKUOさん。そういえばテニソニで流れたあのCGライブ?っていったいどうなったんでしょう……?


15位 CHU-BA-FIGHTER / 比嘉中

沖縄方言と日本語と英語のトリリンガルが楽しい琉球メタル。ツーバスがドカドカ鳴っててテンション上がります。


14位 Dear My Friend / 越前リョーマ

テニプリキャラソンではめずらしい(というか他にある?)”サム”ソング。繰り返し流れるギターのリフレインが、二人の絶妙な距離感を感じさせます。
※サム=友達以上恋人未満の関係のこと。この曲で歌われる二人はまだ”ラブ”じゃないと解釈してます。


13位 Dream Maker / 跡部景吾

直球の自己啓発ソング。最近の渋みのある跡部の歌声も好きですが、この曲をリリースした当時のヒリヒリとした感じも、今とはまた違った説得力があって好きです。諏訪部さんが名付けた『THE ULTIMATE HARD WORKER』というアルバムタイトルも素敵。


12位 メガネ☆セブン / メガネ☆セブン

(リョーマいるけど)メガネキャラだけでユニットが成立するスポーツ漫画ってすごい。メガネ☆セブンの曲はどれも歌割が秀逸で、この曲では2Aでオリジナルメンバー(眼鏡’s)がいい味出してます。


11位 キミとParty Night / 君島育斗

テニプリメディアミックス2023年のMVPは間違いなくキミ様。誰も異論はないでしょう。この曲を聞けばいつでもあの日の横アリに戻れます。とにかくキミ様とユーロビートの相性が抜群。ホソ様(細貝さん)の歌声は品があるのにうさんくさいから大好き。


10~1位

10位 赤い氷 / 木更津淳・柳沢慎也

「青い炎」もいい曲なんですが、どうしてもオマージュ元がちらついてしまう(笑)。王道にかっこいい曲が彼らに提供されてよかった。かけ合いやハモリが心地よくて、特にBメロのハモリが聞いてて気持ちいい。


9位 DISPECT / 不二周助・切原赤也・越前リョーマ

楽曲の制作を手がけたUZAさん曰く、タイトルは「ディス」と「リスペクト」を合わせた造語だそう。3人一斉に歌わせるという発想が最高です。左右の青学に挟まれながら吠えまくる<有能じゃなくて 万能じゃない>赤也に共感。


8位 サンセット・ウェイ / 佐伯虎次郎

この曲を聞くたびに「サエさん……好きだ……」って気持ちになります(笑)。声が良すぎる。顔がいいのに声もいいなんて。歌詞はちょっと大人びていて、<笑顔だけじゃ行けない 場所もあるから>って、あの六角中にいながらどんな気持ちでこの部分歌ってるんでしょうね。


7位 夢の続きⅡ / 幸村精市

私がテニプリを本格的に好きになったきっかけが、この曲中で歌われている無印アニメ127話の真田と幸村のシーンなので、個人的に思い入れが強いです。"テニスしかない"幸村の、強い覚悟を感じる一曲。


6位 チャームポイントは泣きボクロ / 跡部景吾

一度聞いたら耳から離れない、執拗なまでのキャッチーさ。ナルシズム全開のサビから始まる構成は「Dream Maker」とは別のベクトルで≪≪≪跡部≫≫≫って感じがします。ちなみにこの曲が発売された2006年は、跡部だけでシングル3枚、アルバム1枚がリリースされていて、当時のファンの人達はさぞかし楽しかったんだろうなあ(笑)。


5位 Pupinaccho / 仁王雅治

仁王はキャラがキャラなのでキャラソンも癖がある楽曲が多いなか、この曲ではめずらしくストレートな思いがつづられています。<本当の自分が 無くなったって構わない>という一節からは、どんなペテンを使ってでも勝ちたいという彼の闘志が垣間見られて胸熱です。ぜひ新テニ本戦ドイツD2と併せて聞いてほしいです。

各楽器の音色からなんとなく海外インディーの要素を感じるなと思ったら、楽曲の制作を手がけたARAKIさんが以前組んでたバンドがまさにその路線でした。J-POP/J-ROCK以外のイメージを仁王の曲に採用してくれたのが嬉しい。


4位 my lover / 菊丸英二

2005年にリリースされた菊丸のソロアルバム『Hello!』より、ニュージャックスウィング風味の隠れた名曲です。菊丸の可愛さとかっこよさがどちらも楽しめます。舌足らずなラップといかついギターのコントラストがたまりません。


3位 Dear Prince ~テニスの王子様達へ~ / イケメン侍

許斐先生から王子様達へのエールソングであり、それを彼ら自身が歌うことによってテニプリファンにとってもエンパワメントソングになる。そしてファンの応援がまた許斐先生やテニプリコンテンツを生み出す人達の活力にのる。辛いことも苦しいこともたくさんあるけれど、キミがいるから頑張れる。ボク達がいるから大丈夫。テニプリにまつわるすべての人を繋ぐアンセムです。


2位 last game / 幸村精市・越前リョーマ

試合を描写した楽曲はどれも名曲ですが、そのなかでもベストがこの曲。初めて聞いたときはギターやキメがくどく感じたのですが、今は逆にそのくどいまでの熱さが、クールな2人のボーカルと相まってオリジナルな魅力になっていると思います。

注目したいのは永井さんが手がけた歌詞。<大切な何かをひきかえにしてでも>強さを求めてきた幸村(立海)と、<大切な何かは全部ここにある>と豪語するリョーマ(青学)の対比が素晴らしい。また、ラスサビ前の<今が終わっても まだ最後じゃない>は、<一生で最高のチャンス 逃したとしても 世界が終わる訳じゃなし>(「Dear Prince ~テニスの王子様達へ~」)とも通じるし、さらにラスサビの<誰もが皆 ほんとは同じ孤独>は、テニミュの<一人で立ち向かう コートは孤独な夢>(「THIS IS THE PRINCE OF TENNIS」)や、<基本は個人同士の戦い>(「Next Stage」)ともリンクしている。つまり「テニスの王子様」という作品の核が、この曲には詰まっています。


1位 抱えたキセキ / 青酢

青空がどこまでも広がっていくような開放的なサウンドと、切なさを感じさせる歌メロは、いつかこの青春が終わることを予感させます。そんな繊細な世界観を表現できるのは、リョーマ、手塚、不二、大石からなる青酢だけ。まごうことなき名曲です。


終わりに

書いてみてから気がついたのですが、30曲中10曲にリョーマが参加してました。跡部、幸村も多かったです。持ち曲数の割に少ないのは不二、白石あたりか。テニスに推しキャラはいない(多少のグラデーションはありますがみんな好き)のですが、多少は偏っちゃいますね。

次は学校や高校生、海外勢ごとに好きな曲ピックアップしてみたいです。また、まだまだ聞いたことがない曲もたくさんあると思うので、来年はもっとディープなところまで掘っていけたらと思います。テニスの積み上げてきたものが大きすぎて、一生新規から抜けられる気がしない(笑)。

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