4th新規によるテニミュ初見感想⑤関東立海編
4th新規によるテニミュ過去作感想、第5弾は関東立海です。1st前編、2nd、3rdは9月に見たのですが、ここ数か月サーステやプライベートでバタバタしていたので、1st後編だけ昨日見ました。今日は4th立海見に行きます。
これまでの感想記事はこちらから↓
1st〈ミュージカル『テニスの王子様』Absolute King 立海 feat. 六角 ~ First Service〉〈Absolute King 立海 feat. 六角 ~Second Service〉
名試合&名曲だらけ。新人俳優のがむしゃらさ×楽曲のパワーを顕著に感じました。3代目青学がナチュラルな印象な分、立海の実力派・個性派っぷりが際立つ。前後編わかれているせいか尺伸ばしっぽいシーンもいくつかあったけど、試合描写は過不足なかったのでOK。
柳生がちゃんと「苦手なもの:ものおぼえの悪い人」っぽくていい。赤也はガチでヤバイヤツの香りがする。そして3代目手塚は本当に出番少ないな……。
2nd〈青学vs立海〉
不動峰から演じ続けてきた6代目青学のラスト公演。巷では青学の歴が長すぎると対戦校より強く見えてしまうとよく言われますが、6代目の和気あいあいとした雰囲気のおかげか、最後までチャレンジャーの青学に見えました。平牧大石の「俺たちは勝ちにきた!」が力強くてよかった。
立海は全体的に上品(?)なイメージ。D1のペテン師→テリトリーのカタルシスは1stのほうがあったかも。S3はどの代も好きですが熱血乾&厳しめ柳の2ndが一番熱く感じました。S1のラリービートは関東大会の最終決戦らしく他の試合よりも一段と派手になっていて◎
3rd〈青学vs立海〉
今までの3rdに比べて演出の変更点少ない?おかげか、特に2ndと比較がしやすかったです。D2ラストは3rdが一番緊張感と盛り上がりがあって好き。
試合後の立海の円陣で拍手が挙がっていましたが、世界観が崩れるので個人的にはうーんとなってしまいました。私は選手たちを応援する立場ではなく感情移入しながら観劇しているタイプなので、立海の立場だったらあの場で拍手されたら微妙だろうなと……。あくまで映像で見た感想なので、現地にいたら私もやっていたかもしれませんが。
全体を通しての感想
関東立海おもしろ! 魅力的な敵キャラに次々と入れ替わる攻防。テニプリの熱さ、ここに極まりけり。最高の原作を素敵な楽曲とともに舞台化してくれただけで満足です。
でも正直なところ、立海に関しては見る前にハードル上げすぎちゃったなあと思いました。もっとスキルで凌駕してくるものだと期待しすぎた。自分の中で新と4th氷帝を基準にしちゃっていたのがよくなかったですね。生で見たら合唱の圧とか感じられると思うのですが、映像では圧倒的な違いは感じられませんでした。また何度も言いますが、3rdはピッチ修正やりすぎ。キャストの個性潰してる。地味に苦痛になってきました。
それと歴代立海⇆サーステと見続けて、テニミュには演技力か“本人力”のどちらかはあってほしいと思いました。そのキャストがそのキャラである説得力がどこかでほしい。いくらイケメンでも歌やダンスがこなせていても、そのキャラであるという説得力がないと、ただのコスプレに見えてしまう。
4thは期待と不安が半々。関立はS3で普段クールなリョーマが「頑張れ乾先輩!」って叫ぶシーンが大好きなんですが、この文脈はもう4thにはない(リョーマから先輩たちへの思いがすでに描写されまくっている)のが残念。でも幸村周りは三浦さん演出のほうが丁寧にやってくれそう。キャストにミユキがいることで手塚の九州シーンも確定しているし、そのあたりは楽しみです。また観劇後感想書きます。
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