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名器ジャズマスター

はじめに

ジャズマスターってかっこいいよねという話をさせてください。私とバンドを組んでくださっている方がジャズマスターを所有していまして実際に見て弾かせてもらったり、この前出演したライブでもシルバーのものを使っている方がいたりしまして最近憧れが強くなっているので初めて普通に記事的なものを書いてみます。

好きな部分

まず名前が好き。ジャズ奏者向けに作られたものなのでジャズという名前が付くのは当たり前だけど私は多分かっこいい単語二つの組み合わせというものが好きなんだと思います。
そしてデザイン。特にサンバーストカラーで赤茶色のようなピックガードのもの。色に関しては私が最初に買ってもらったギターもサンバーストだったからだと思います。
左右非対称でなんとも言えない形、ジャガーと比べるとどうかというとピックアップが太いのとサイボーグ感がないという点で勝ってます。
ピックアップセレクターの位置が悪かったりプリセットスイッチの使い道があまりないなど世紀の失敗ギターなんて呼ばれることもあるそうですが私は好きです。

ジャズマスターを使用しているアーティスト

では私が好きなジャズマスター使いを紹介しようと思います、というかこれがやりたいだけかもしれない。私が好きなバンドに使用者が多かったこともこの記事を書き始めた理由の一つです。

田渕ひさ子/NUMBER GIRL,
bloodthirsty butchersなど 

私がジャズマスターというものを知ったきっかけの人。ヴィンテージもので学生時代に高いお金を出して買ったそう。使い込まれていて塗装が剥げているのがかっこいい。特にこのTATTOOありはバリやばです。ギターが叫んでいるような、意志を持っているようなそんな熱演です。

サーストン・ムーア/Sonic Youth

オルタナ、グランジシーンの礎となったSonic Youthのフロントマン。もう一人のギター、リー・ラナルドも同じくジャズマス使いですがここではサーストン・ムーアを紹介します。変則チューニングの使い手でほとんどの所有ギターの改造を行っており非常に実験的な人物です。198cmの長身で大きなジャズマスターを余すことなく使っている様子はとてもかっこいいです。この曲はキャリア後期の曲なのですが大好きでここのところ毎日聴いてます。

J・マスシス/Dinosaur.Jr

白髪の長髪が特徴でBig Muffを好んで使う轟音を鳴らすギタリスト。先日のFuji Rock 2022の演奏も素晴らしかったです。音上げておいて自分は耳栓してるのは笑いました。有名曲をたくさんやってくれて嬉しかったです。

トム・ヴァーレイン/ Television

70年代のニューヨーク・パンクムーブメントにおいて活躍したTelevisionのフロントマン。特徴的な声で文学的な歌詞を歌っています。Number GirlのライブSEとしても使われており先日、私が弾き語りのライブに出た際にも登場時に使わせてもらった10分を超える大作「Marquee Moon」。どの部分も好きで飽きることのない名曲です。同名のアルバムを最近50円で購入しました。

ケヴィン・シールズ/My Bloody Valentine

最後はシューゲイザーの金字塔「Loveless」をほぼ一人で作り上げたMBVのギタリスト。アルバム作成で予算を大幅に超え最終的に費用が4000万まで膨れ上がったそうな。ライブでも音源通りのノイズを再現しています。相対性理論が前座を務めた国際フォーラムでのライブでは会場の電圧を変えるために工事を行ったそうです。この曲を初めて聴いた時の衝撃は大きかったです。

終わりに

ジャズマスターを使っている人は変わった人が多い印象でした。日本人一人ですみません。私はSquierのテレキャスを6月に注文しましたがまだ入荷未定らしく待ち遠しく思ってます。消費する側ではなく作る側になってみようと思い初めて記事を書きました。SNS上のいいねを生きがいにしているのでもしよろしければスキを押していってください。


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