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委託イベントで起きた出来事

私は現在ロングラン委託イベントに作品を出品しておりますが、今回ちょっとした出来事がありました。

この話を途中ですることに躊躇いがありましたが、スタッフがイベントのコントロール不能に陥っている可能性が高かった為、あえて書く事にいたしました。

イベントは大盛況で、入場制限が何度もかかっていたそうです。
そんな中、私の作品を目当てに入場してくれたお客様がおりました。
しかし、そのお客様は、お目当ての私の作品を見つける事が出来ず、私のアカウントに質問してきたのです。

このイベントは、一般的なイベントと違い展示している作品に自由に触る事が出来ます。そのかわり、出品はほぼワゴンセールのようになり、全員の作品がバラバラに配置されます。お客様は宝探しをすることになります。主催側は楽しく探してほしいとの思いで行っているのですが、目当ての作品があって来る方にとっては、ワゴンセールは徒労でしかありません。

一方、作家側からの作品の個別の問い合わせは禁じられており、作品の所在は現地の写真でしか把握できません。
今回、初日のオープン前の写真がほとんどなく、初日終了の写真も数枚のみで、2日目にようやく写真がアップされて状況が少しずつ明らかになってきました。

しかし私の作品の一部は全く見つかっていません。お迎えツイートは1件ありましたが、お問い合わせのあった作品は別のものでした。
写真にも写っておりませんが、それは「会場で探したので、知っています」とおっしゃっていました。
こうなると、当方としてはお手上げです。

結局、待てないので諦めますと言われてしまいました。

果たしてこれは、イベントとしては成功なのか、失敗なのか。
作家として作品を出すべきだったのか否か。
色々な事が浮かんできました。

個人的には成功だったと思うのです。そもそもこんな無名作家が、お問い合わせを頂くこと自体、成長したとわかる出来事。お客様には申し訳ないと思いますが、一流の人気作家でしたら手に入らないのは良くあること。

とはいえ、目当ての作品があるということは、こう言う不特定多数の方がくるイベントより個人オンラインショップでの販売の方が向いてる作品である、とも言えます。

この子は、かねてから特に札幌会場でドレスっ子が人気だったため、ぎりぎりで追加したもの。今回は事前にオンラインショップで販売してこの辺りの子がほとんどいなくなってしまったので、他でも行けると言う事は、今後の私の主力をここに注いでも良いくらい。
個人的にも好きで、好きなものを作ってお客様に喜んでいただけて、とても嬉しいし、幸せものです🥰

ドレスベアというものが好きで、あみぐるみでも同じようなものを作っています。服はファッションドールの作り方とほぼ同じ、凝ったものは専用型紙をつくることもあります。
このイベントはあみぐるみ成分を多めにしないと出品できないため、ドレスは控えめに作っています。

ドレスベアタイプと着用のないタイプ、半々くらいですね、お迎え率で言えば。
熱烈なドレスファンがいらっしゃるのが確認されましたので、追加でドレスっ子を編むことにします。

納期確認したら20日くらいで最低5体!ドレスベア時間かかるけど間に合うのか??しょうがない、やるだけやってみる。もし間に合わなかったらオンラインショップにしますー。

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