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#音楽

己のルーツを辿る~X JAPAN編~

ポップス、パンク、クラブミュージック、HRHM…音楽ジャンルは多岐にわたるが、そのすべてを等しく好んで聴いてる人はほとんどいない、あるいは相当奇特な人物だ。 大抵の人はメインで好きなジャンル+αくらいだろう。α部分の幅広さは人次第だがブレずに好きなジャンルは確実に存在しているはず。 かくいう自分もヘヴィメタル、あるいはそれに準ずるヘヴィな音楽が昔から好きで、未だに聴き続けている。ただ、昔からといっても”物心ついた時”ではなく、明確にハマった瞬間を覚えている。 それは”X

今、激熱なバンド「摩天楼オペラ」

今…というか、ヘヴィメタル・V系界隈では既にかなりの知名度があるバンドなので、ずっとアツかったのかもしれないが個人的にはごく最近、再燃した感じだ。 感覚的には10年前くらいだろうか。"Justice”,"喝采と激情のグロリア"がリリースされた辺りの時期によく聴いていた。 バンド名の通り、「摩天楼」のような現代的なシンセと「オペラ」のようなメタルの王道を往くようなサウンドの融合…といった音楽性だった。今でこそ、そういったバンドは沢山あるが、当時は珍しい印象だった。 また、

「The Winking Owl」が活動休止でショック

Vo.Luizaの脱退を受け、The Winking Owlが無期限活動休止した。 このタイミングでnoteを書くのもどうかと考えたけどやはり良いものは良いので紹介したい。大ファンだったのでかなりショックを受けていて、今聴き返しているのだが改めて良いバンドだったなぁと思ったので… 貴重な音楽性そもそも、エモ系統の音楽の日本のバンドで女性ボーカルと言うだけでかなり数が限られてくる。ましてやメジャー所だとほとんどいないんじゃないかと。 元々アメリカ帰りのGt.Yomaがパラモ

現代人、濃い味に慣れすぎ「Cö shu Nie(コシュニエ)」

インターネッツによる情報過多音楽の間口が広くなった今、各個人で摂取している音楽は昔と比較にならないほどバラエティに富んだものになり、簡単に新しいバンドを発掘できるようになった。提供する側…アーティストサイドの音楽性も年々交じり合い、洗練され、更に新しい音が生まれている。 結果、”斬新な音に慣れる→他の斬新なアーティストを聴く→慣れる”という音楽IQ矯正ギプスとでも言うべきループが発生しているのではないだろうか。 そんな、耳が刺激に慣れ過ぎた現代人の耳にもインパクトを残せる

もっとがんがんタイアップしてほしい「糸奇はな」

皆さん、新たな音楽ってどう発掘していますか? 人によるだろうけど自ら「発掘」という人は少ないかもしれない。 でも今はyoutubeやツイッターで勝手に目に入ってくる情報も多いので新たな出会いをする機会も増えてきたのではと思う。特に若者は。 僕も先日、思わぬところで良いアーティストと巡り合えたので紹介したい。 「糸奇はな」 というシンガーソングライターだ。  僕自身、普通に音楽を聴いている人よりも多少は自分から音楽を探す事が多かったりするけど、この方とのめぐり逢いは

ノイタミナ「School Food Punishment」

『ノイタミナ』(noitaminA) は、フジテレビほか同系列地上波一部局で放送されている日本の深夜アニメ放送枠名称である。 … ノイタミナのアニメの楽曲は何となく独特な雰囲気を纏っている。最近だとCö shu Nie(コシュニエ)、そして文字通りノイタミナアニメから生まれたEGOIST…どことなく現代的なエッセンスが強めの傾向にある気がする。 その中でも僕が特に好きなアニメである”東のエデン”の主題歌を多数担当していた「School Food Punishment」は

硬派が過ぎる「Lillies and remains」

たまにはカロリー少な目な渋いバンドが聴きたい。 渋い…抽象的な例えだが、例えば邦楽を見渡してみると基本的にアップダウンの激しいメロディライン・展開の曲が多い。 ただ、こういった曲もずっと聴いてるとさすがに飽きてくる。たまにはビートが真っすぐなロックが聴きたい時が… そんなときにうってつけなのが、Lillies and remains (リリーズアンドリメインズ) という日本のロックバンドだ。 邦楽に聴こえない 日本人でこの手の音楽を鳴らすバンドは本当に珍しい。画面

真に日本が誇るべき音楽「陰陽座」

日本人はもっと日本独特の文化を誇るべきなのかもしれない。 陰陽座(おんみょうざ)は、1999年結成のヘヴィメタルバンドだ。 彼らは、妖怪・日本史・文学etc…と日本という国で紡がれた様々な事象を音楽にしてきた唯一無二のバンドである。 「いや、和楽器バンドいるじゃん。」 ちなみにこれは母に言われたセリフだが…いや、聴けばわかるが全くの別物である。 僕にとっては好きすぎて正常な判断ができないバンドの一つだ。魅力がちゃんと伝わるように書けたらいいなと祈りつつ… 最強の憑