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はじめに

世界最古の笛と考えられているのは、ドイツウルム近郊の洞窟から出てきた骨の笛で3万6千年前のものだそうです。中国の河南省で発見された指穴のあいた骨の笛は紀元前6千年の頃のものらしいです。このように笛の歴史は大変古いのですが、何千年経ったいまでも、管に穴を開けて指でふさいで、いろいろの音を出すという構造は変わりません。
人類は、身近な材料で手軽に作れた笛を吹いて楽しんできました。太古の人が吹く笛と現代の人が吹く笛の音色にちがいはありません。笛の音色は人間の心をとらえつづけています。そんな笛に魅入られて、七曜工房では色んな笛を製作しています。
オーケストラで使われる笛と言えばフルートとピッコロですが、世界中には色んな笛があり、歴史的にも色んな笛が現れたり消えたりしています。


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