見出し画像

そのどちらも本当ではないのかもしれない。

たぶん、私は今、
自分の歴史に残るんじゃないかというくらいの底にいる。

そしてこの感じは
私が10年前に起こした
人生の大クラッシュと形が似ている。


10年前に私は、
約7年のお付き合いを経て婚約をした人とお別れした。

オーダーメイドの婚約指輪を作ってもらって、
式場も日取りも決まっていたところから
それらを全部白紙にした。

決めていたウエディングドレスを
”明日以降はキャンセルするとキャンセル料がかかる”
その前日に、一人で黙ってキャンセルをした。


当時の自分は
自分でも自分がどうしたいのか
もはやわからなくなっていて

だけど、自分のそれまで持っていたものを
全部ぶち壊すような行動を重ねた。

外向きには
「仕事をしたい」

そう言って転職をして
全く軌道に乗らず
心身ともに砕け散った。

結果その仕事も逃げるようにやめて
彼とも別れ

「何もなくなってしまった」

そんなところから出直した。

「彼と結婚したい」
「仕事がしたい」

そのどちらも
私の本当ではなかった

どちらでもない
新しい道を進んで

結果今を生きている。



でも今また同じようなことをしている。


「踊り続けるためにお金を稼ぎたい」

そう言って、
新しい道へ進もうとした。

この新しい道へ舵を切るのに
相当のエネルギーを費やした。

人生に無駄なことなんて何もないとしても
このことを全てなかったことにするには
自分を責めずにはいられない。


そして
「踊り続けたい」
と言いながら
踊ることから離れていった。

お金を稼ぐことを
がむしゃらにやってみたら
すごく苦しくなった

「踊りたい」
「お金を稼ぎたい」

そのどちらも
私が本当に望んでいることではないのかもしれない

今そう感じている


さらに今

自分にとって
世界が安全で安心な場所ではない

と感じては
自分を発信することを恐れて
体が動かなくなってしまった

自分を表現することを
恐れながらもトライして来たけれど

今はもう
恐くて
どこにもそれができない

そんな日々を何日も過ごして来たけれど

やっぱり
自分をどこかに発信することが

小さくても自分にエネルギーを巡らせる方法の一つだし

私はここにいるよと

私の本当の部分は
自分を表現して生きることを望んでいる。


だから今日から
誰も見ていないだろう
この場所で
今の私の本当を書いてみようと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?