鉄道好きと言っても
鉄道「好き」と言っても、この程度。
子どもの頃、家に置いてあった時刻表を眺めるのが好きだった。
鉄道番組好き。
鉄道雑誌は多少集めてる。
Twitterに流れてくる他人様の鉄道写真を見るのも好き。
昔の鉄道風景を思い出して、回顧・空想にふけるの好き。
東京駅の新幹線ホームに立てば、無意識に写真を撮る。スマホだけど。
千葉に車で旅行に行く途中、思いがけず久留里線の車両に出会って興奮する。
「お父さん(夫)、あれ久留里線だよ、久留里線」そりゃ興奮するよね。
いまは、婆さんの見守りに実家と自宅を行ったり来たり。
実家のある新潟県上越市には、鉄道好きな人には有名な「直江津駅」がある。
今は寂しい限りだけど。
昔は・・・なんて、語り出すと話が終わらなくなる。
自分は、今年還暦。
高校卒義して進学したのは1981年の春。特急あさま、白山、はくたかのいずれに乗り、直江津駅から上野駅まで4時間10分くらいかかった。
下宿先は神奈川県の平塚だったので、上野駅から東京駅まで山手線などで移動し、やっと東海道線に乗り換え1時間。
1982年秋に上越新幹線が大宮→新潟間で開通し、更に大宮・上野間の新幹線リレー号と長岡駅での信越本線からの乗り換えが加わった。
乗り換えばっかりだったけど、帰省する時の選択肢も増えたし、早くて便利になったしで、素直に喜んでた。
まだ、信越本線も碓氷峠も横川駅も「あさま」も直江津駅も日本海縦貫線の特急たちも輝いていた。
そして、その風景が永遠に続くものだと思い込んでいた。
今、実家に帰省しても、そのままUターンするだけ。
大糸線とか飯山線とか、足を伸ばして小出から只見線とか上越国境とか、長野県のローカル鉄道とか、乗りに行きたいなと思う。
今は乗り換え案内で経路や時間を検索しながら空想してるだけ。
まずは飯山線だな。
自分が動けるうちに。
鉄道がそこにあるうちに。
実家の窓から信越本線の線路が見える。
時より聞こえる、貨物列車の音が好き。
還暦になって嬉しいことが一つ。
大人の休日倶楽部・ジパングに申し込むことができる!
カード審査に通りますように。
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