自分の文章にリズム感がない理由

「自分の文章、なんか単調でイケてないな……」

ぼんやり思ってました。 

とある教材の例題に、ですます調で終わっている文が5つ続いている文章がありました。
「いずれも、ですます調で終わっていて、まとまりやリズム感もなく読みにくい」とNG例として取り上げられました。

グサッ 正に今の自分の文章。
そうなんです。 
文末のバリエーションが全然ありません。

語尾に変化のある文章が書けるようになりたい……。 
ひとまず、語尾のバリエーションについて検索。

最初に見つけたのが文末を名詞や代名詞で終わらせる体言止めです。

そもそも、何故、体言止めを使うと文末の助動詞などを省略できるのか? と疑問でした。

省略した部分を、読み手が無意識に補完するとありました。 

学生時代に習った記憶はありますが、文末の助動詞を省略できる理由は聞いていませんでした。

体言止めのメリット

·文字数の節約につながる
·文末にバリエーションを与える
·リズムを出す

ここまで聞いて、「おぉ! 体言止めってすごい! 困ったときは体言止めに頼ろう!」となる私。

しかし、メリットだけではありません。
注意点も多く、リスクもあります。

·人によって受け取り方が変わる可能性がある。
·ぶっきらぼうな印象を与える
·乱用は文末の重複の原因にもなる

便利だけど、デメリットもある体言止め。
なんとなくで使うのではなく、ここぞというポイントを意識して使う必要があると学びました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?