4歳からのどうぶつしょうぎ
備忘録として。
4歳くらいの年齢のお子さんとどうぶつ将棋をするとき。
大事なことは「相手の王さまをとったら勝ち!」ということ。
そしてさらには、この「王様をとったら勝ち」という言葉にも配慮が必要で、「とる」という言葉には、「自分の仲間の駒で」という注釈が必要です。
ただ「とる」という指示を出すと、「手で取る」ということも含まれてきます。
なるほどなとw
よって自分の駒を使って、相手の駒を「とる」がわからないと成り立たないので、まずは「相手の駒」と「自分の駒」を区別がつくかどうかを見極めることが大事です。
そして次に「自分が1回やったら、次は相手の番」という交互に事象を行えるかも将棋には必要なことです。
それを伝えるにはまず、「王対玉」だけの対戦が有効。しかもサイズはどうぶつしょうぎと同じ3×4の盤くらいの小さいサイズでやると早く終わってわかりやすい。
「王対玉」だけの対戦は、王と玉は同じ動きというのは勿論伝えられますし、他に動かせる駒がないので、違うところに気持ちがもっていかれる心配もありません。
何より「相手の王を自分の仲間である玉を使って取る」ということを一番シンプルに伝えやすいなと思いました。
意外とこれをやると、王と玉が向かいった事象で、玉を逃げるという手を指す子が多く、突進してくる王に怖がってくれたり、取ることができるとい部分のこちらの伝達ができていないことに気づいたりします。
それができるようになったら、お子さんのほうには、ライオンだけでなくひよこも仲間に加えます。
こちらにもひよこが加えられそうでしたら、「とって仲間にして、それをつかってすきなところに打つ」という別のテクニックを教えられるようになります。
またライオン以外の仲間でも、相手のライオンを狙うことができるという点も教えられます。
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