思考録

人や物に振り回されているのではなく、自分に振り回されている

私が何かに振り回されている人を見ていて思う事がある。
よく〇〇でしんどい、〇〇だからつらい、〇〇って怖い、とか...…〇〇に感情を振り回されている人がいるが、彼ら彼女らの心を振り回しているのは実は〇〇ではなく、自分自身だ。
どういう事かと言えば、簡単な話だ。
例えば、同じ状況下において、Aさんは冷静だけどBさんは取り乱している、なんて事は皆さんも目にする事はあるだろう。
これについてだが、もし外的要因によって人が振り回されているとするなら、AさんもBさんも同じように振り回されるはずだ。
だが同じ状況下でありながら、それぞれ違う反応を示しているという事は、それは個人個人の資質の違いが影響しているのだ。
なのにそこに目を向けず、外的要因のせいにして取り乱したりする人は多々見受けられる。
まずは外的要因のせいではなく、自分が自分の首を絞めている事に気付くところから始めたらどうか、と私は思ってしまう。
別に気にしなければなんという事はない事ですら、自ら勝手に悩みを作り出し、自分で自分を苦しめている、というケースは割とよくあるのではなかろうか。
気にしなければただの風景、風景に解釈をつけるのは自分自身。

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