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舞台というものを初めて見た…でも配信。

(写真は、スタンド・バイ・ミーのおふたりです…すみません。ただの“だったらいいな”です。多分同じ年齢の頃のおふたりさんです。)

便利な世の中になったもんだ。
田舎に住んでたらそう簡単に舞台なんてみれやしない。
どんだけ見たくても見られないからネタバレツイート探し空想ふくらませてた。

いい歳こいてるけど本当に初の舞台観劇は、正偽の芸能プロダクション。
ずっしり重たい、でもなんだか清々しいような、そんな気持ちになった。

…そりゃ、いろいろモヤってたのもあったから。深くは言うまい。それも作戦かもしれぬ。



見たいと思ったきっかけは、りんたろー。さんが見たかったから。単純すぎるがただそれだけ。

ほぼ当て書きだと聞いたので、じゃあ今田さんってどの立ち位置なん?と気になったのが次の理由。
あ、平井さん。男性ブランコの泣かせるコント好きなのよー、がその次。

今田さんはお笑いの人というイメージしか無かったから、あんなに達者(何様すみません。)だと思ってなかった。
最初の、噂でしかない私の偏屈な感情は、見事にどこかに行った。

やましょーさんはRAMPAGEとか全然知らない私なので、なんというか役柄とカーテンコール?のギャップでコロりとやられた。かぁわい♡
劇中はさすがパフォーマー。そりゃあもう、詰め寄る感じとか髪の毛ギュンとか…セリフだけじゃなくて動きが、もうホント、全身で何があったらそんな仕上がりになるんだっていう最低なク○ッタレだった。

平井さんはM-1もKOCも決勝に出るコンビ。音符運ぶのほんとに運んでそうだったもん。
大きい声を出すわけでも感情をむき出し(むき出し!?)にするわけでもないけど、平常運転~グッとくるセリフが平井さんならでは。な感じだった。
「結婚すれば~」とかは、そうなんだね…本当は誰が誰に対して言ってるんだろうって思ったし(ええ。現実と混同しています。)、流れるように「私は嫌です」から続いていくセリフは、前半の「屋久島出禁」と同じような役割を持っていて、そりゃこの人にしかできないよなって。(重ね重ね何様すみません。)

久保田さんはある意味いちばん怖かった。カーテンコールの時はやっぱりギャップに萌えましたし、インスタはありがたやーありがたやだった。
ある意味特殊なク○ッタレとか、ふるーい価値観に縛られてた、でもそれでガツンとやられて無理してる人とか、そういう人じゃなく、様々なことを経験した人間くさい人だから、本業役者さんがこの役だったんでしょうね。
「殴る価値もない」ってあの静かな言葉と表情が、ちゃんとした人間のちゃんとした怒りで、一際怖い。

そしてのりんたろーさん。
推し活中にそりゃいろいろ過去のものは漁ったので、なんとも痛々しかった。EXITになってからはあまり話しておられないけど。それでも芸人同棲でみた、なんでか自分をコ○してヘラヘラしてるのが、今もやっぱり気になってはいたけど。ジブタイでも編集さんから指摘されたとあったような。
ま、そういう人かー、それもりんたろー。かー、って所にはコレ見て落ち着いた。それが清々しさかと。

それにしてもりんたろーさんの演技は、きっと演技だけじゃないんだけど、声でだいぶ持っていかれる。やましょーが動きなのに対し、りんたろーさんの震える声がすごく効いてた。息の演技は…っていうゴローさんのアドバイスが、さすがだったなぁ。

というわけでラストの配信見返します。

#正偽の芸能プロダクション

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