こんな曲出しちゃいけないの気持ち

こんにちは、識名巫女です。

最近、作曲しててつくづく『自分は変化が早いな』と思ってしまう。
なんというか、成長したね!とか、更新したね!とかではなく『終わっちゃったね』の気持ちが強い。

例えどんなに愚かであろうとも、『あのとき馬鹿だったな〜もう忘れたいな〜正直フラッシュバックするし無理』と思っていても、

そのとき頑張った景色とか、そのとき得た気持ちとか、温度とか、残酷さとか、気持ち悪さも含めて、体たらくも聖性も、嫌だった光も、無かったことでした!みたいな感じで終わってしまう。

ああ〜あんなにドラマがあったのに。あんなにすげぇ削られて、光のしぶきが飛んだのに。終わるのか!時間!時間って残酷!
まだ整理すらついてない段階でわんこそばみたいに次々次!!!って『今』が押し寄せてくる。
こういうのを『気持ちが追いついてない』って言うのだろうか。

私は度々、悪いことが起こったらその後で『悪いこと弔い』みたいなのをやらないと気が済まなくて、『もう忘れなよ』とか『考えなきゃいいよ』とか言われがちなんだけど、いやいやいや忘れてもどうせ深夜に膨張して襲いかかってくるから!!!整理するってことも必要だから考えてるんですよ!!!
って思ってしまう。

それはとても愚かなことなのかもしれないし、実際『思い出さない方がいい』っていうのはそうなのかもしれないけど、
多分『思い出さないようにエネルギーをかけてる』時間っていうのもほんの数秒だとしてもあって、
それがメンタルやられてるときだとマジで崩壊するよねって話。

ちょっとでも気持ちがやられてると『あ〜〜〜〜〜!!!!』ってなるんだよね。本当に面倒臭い。自分で自分が面倒臭いの。これは数年前から言ってるんだけどね。本当に、自分の面倒臭さで『あ〜〜〜〜!!!』ってなるから、『メンヘラ!』とか言われるともうブチ切れてしまう。『分かってるから黙ってろ!!』ってなる。手一杯だからディスるなってことね。

過去のことがね、氷の塔みたいになって私の前にどーーーんって高く佇んでいて、『うわぁ…』ってなるんだけど、その『うわぁ…』ってのは嫌な気持ちじゃなくて、圧倒されてしまうのよ。あまりにも高くて壮大で、視界に入り切らないから『うわぁ…』ってなる感じかなぁ。

その過去のことを曲にすればいいじゃん!ともよく言われるんだけどね。曲に出来るような簡単な過去でもないんだよね語弊があるかな〜これだと。
曲ってある程度整理というか、最低限はまとまってないといけないんじゃないか病に今自分はかかってしまっていて、もっとカオスでいいっていうかもうその方向に梶を切らないといけない!!やばい死ぬ!!!ってところまで来てるんだけど、

私はまだ服を着てるわけ。まだちゃんとしてしまっていて、頭も働いてて理性もきいてて。いやそれはいいことなんだけど。

でもね、過去のこと歌詞にしようとすると支離滅裂になるんだよね。
まだ整理が着いてないんだと思ってる。

音楽ってなんなんだろうと思ってる。
理性が利きすぎてもいけないだろうし、かといって崩壊しすぎてもダサいし。

マジで分からなくなってる。
でもこれはSOSとかじゃなく、迷ってるんだよね、って言いたいだけだからね。
どっちに行かなきゃいけないとかじゃなくて、どっちに行く必要もないことかもしれないから。


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