『生きていて欲しい』という想いについて

皆さんこんにちは、識名巫女です。
最近暑いですね。
部屋を冷やす時は冷房じゃなくて、
ドライに設定するといいですよ。

さて今日は。
識名さん、大きな発見をしたので書いていきます。

よく、
『あなたに生きていて欲しい』という言い回しありますよね。
ドラマとか、映画とかで。

『死にたい!』と叫んでる人に『生きてて欲しい!』と言ったり、

病床に伏している人に『生きてて欲しい』と言ったり。

正直、
自分にとって、
『人が死ぬ』って
よく分からない領域なんですよ。

輪廻転生についての歌まで書いたんですけど、

死ぬってどういうことなのか、
身近な人が亡くなったりしたことがないからなのか分からないけど、

『死』がよく分からないんです。

こんな自分が、
歌を歌ったり、誰かを癒そうとしていいのかな?とも思ってました。

なんだか、
自分がろくでなしのような気がして。

でも、『生きていること』についてなら、
よく分かると今日気付いたんです。

大切な友達が、
大変な気持ちで夜を越えようとしていたり、
大切な人が、
とても辛い一日を送っていたりしていたとき、

『生きていて欲しい』

と純粋に思えるようになりました。

それは、
例えば『あなたが生きてくれていたら
こんな思いが出来る』とか、
『あなたが生きてくれていたらこんなメリットが』…という計算高い気持ちではなく、

『あなたが生きてくれているってことは、
自分にとってとても大きな意味を成す』

ってことなんですよ。

メリット、デメリットの話じゃなくて、

今日、自分に降り掛かってきた出来事を、
懸命に手のひらですくって、拭って、
さあやっと何合目かまで来た、
ここからもまた長いなぁ、

と、汗を拭きながら、
こちらがビックリするほど冷静な眼で
何合目かの山の風景を見渡している、
その人の顔を見るときに、

すごいなぁ、と思うんです。

人間とはかくありき、
と強く思って、ハッとさせられます。

そういう思いが大事なのだと、痛感します。

そういうとき、

『生きていて欲しいな。
頑張っていてほしいな。すごいな。』

と思えるのです。

人間って、素敵ですね。

人間に生まれて、ちょっと良かった。

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