『非定型虐待』について、体験談をお寄せ下さい。
私は母親から虐待を受けて育ってきましたが、
いわゆる世間的に『虐待』と言われるような、
分かりやすいものではありませんでした。
私が小学生のときに、
母親と一緒にファミレスで順番待ちをしているとき、
急に耳元で、児童ポルノの話をし出したりしていました。
母親からすると、おそらく『こんな怖い人がいるから気を付けるように』
という警鐘の意味だったのでしょうが、
私にとって、あの瞬間に
何かが確実に歪みました。
母親は、幼少期に性的暴行を受けたことがあったので、
尚更恐怖感があって、
私にそういう話をしたのだと思います。
しかし、
私にとってはただショッキングで、何かを学ぶとか、そういうことではない気持ちにさせられてしまったのです。
私は母親から、食事も衣服も与えられていましたし、
アザが出来るほど殴られてもいません。
学校にも行かせてもらえました。
世間的には、虐待というと上記のようなものがイメージされがちですが、
非常に分かりづらい、
ふわりとした『奇妙な虐待』は、
きっとあちこちに存在していると思います。
あなたにも、もしかしたらそんな体験があるのかもしれない。
現在、
商業出版用のテーマを知人が募集しており、
この『奇妙な虐待』のテーマが
企画のひとつに持ち上がりそうです。
そこで、
『奇妙な虐待』の体験談をお寄せ下さる方を募集致します。
体験談が集まれば、知人が企画にしてくれるそうです。
実際に本になるかはまだ未定です。
私がこれを企画したのには、理由があります。
私自身が、当時、
自分が受けているものが、虐待だと分からなかった
からです。
『だって食事も衣服も与えられているし…』
『アザが出来るほど殴られてはいないし…』
と思っていました。
しかし、虐待のことをきちんと勉強していくと
『心理的虐待』『身体的虐待』
などの分類があるという事実に、比較的すぐに出会います(子供を無視することも虐待に当たるそうです)。
この事実は、意外と知られていません。
ましてや『奇妙な虐待』を受けている子供は、そんなこと一切知らないかもしれない。
少しでも、
世間がイメージする虐待とはまた違う、
『非定型虐待』
があるということを周知したく思います。
TwitterのDMまで、宜しくお願い致します。
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