ニューノーマルな旅で出会う新しいわたし
nana(@nanapekota)です。オーストラリアツーリズムゼミに参加しました。
過去3回の講義で学んだことは自分用メモとして画像に残しています。
講義で学んだことがたくさんだったのは言うまでもありませんが、約3週間のゼミをとおして新しいわたしに出会うこととなるだなんて、想像もしていませんでした。
今回はこのオーストラリアツーリズムゼミ全体をとおしてどんなことを感じたのか綴っていこうと思います。(長い長い卒業noteとなりました。)
チームのリーダーだけど、それは黙っておこう
改めましてこんにちは、オーストラリアツーリズムゼミ、Cチームのnanaです。
実は今回、チーム発表前にリーダーとして任命されていたのですが、チームのみんなにそのことを伝えたのは最後の講義の前…つまりプレゼンテーションの発表直前のことでした。
投票についての説明で「優勝チームのリーダーにコメントをいただきますので…」というアナウンスを受けなければ、みんなにお伝えすることもなかったかもしれません。
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リーダーというものは、その名のとおりチームをリードして引っ張っていくべきだと思っていました。だけれども、ゼミ初回にZoomでチームメイトと顔合わせをしたとき、「引っ張って行く必要はなさそう」と感じたのです。
チームごとに割り振られた顔合わせで、メンバーの一人が「わたしから自己紹介します!優勝狙ってます!」と熱く宣言してくれました。このときから、Cチームはもうすでに一つだったのかもしれません。
彼女のほかには
・オーストラリアの人と自然と文化をとことん愛する方
・プロのトラベルライターで親子旅でオーストラリアに魅せられた方
・ホームステイ先のおばあちゃんがだいすきで恩返しをしたいという方
・オーストラリアにはまだ行ったことがなくて憧れを抱いている大学生
というメンバー。
そして最後に、憧れていたオーストラリアで夢をかなえた特別な思いがあるわたしで、合計6人のチームです。
それぞれ熱い思いを抱えているぶん、ミーティングでの意見交換は活発に行われていました。さらに、お互いの意見を尊重しあえる優しさを全員が持ち合わせた本当に素敵なチーム。
でも、実は、ちょっぴり戸惑いというか、わたしがリーダーでいいのかな…という気持ちもありました。こんなに素晴らしいメンバーなら、もっとふさわしい人がいるんじゃないかな…って。
幸か不幸かそんな心配をする時間もないほどハードスケジュールだったので、すぐに切り替えることができました。
”こんな素敵なチームのリーダーだなんて、なんて光栄なことなんだろう。わたしのリーダーとしての役割はきっと、この素敵なチームをより磨いていくことなんだ。”
そう思って、できることはどんなことかなぁと考えて、実行していきたいと思ったわけです。
どんなわたしで在りたいか、どんなチームで在りたいか
さあ、何ができるだろうか…?
考えた結果、このチームでわたしがどう在りたいかっていうのは、やっぱりリードしていくことではありませんでした。
それよりも、それぞれが自分の役割をしっかり把握して積極的に動けるこのチームで、みんなに感謝の気持ちを伝えてコミュニケーションを取ることを大切にしたいと思ったのです。
一人ひとりがそれぞれの役割を持ち、強みを存分に発揮しているCチームのメンバーをぜひ紹介させてください。
・新鮮な目線で憧れの気持ちを伝えてくれるりかちゃん。
・段取りが早くて、全体を見て臨機応変に対応できるゆいちゃん。
・冷静な視線で疑問点をしっかり解決へ導いてくれるとっきーちゃん。
・プロの視点で目からウロコの発想と芯のとおった軸を持っているMichelleさん。
・あっと驚く素敵なアイディアを出して熱い思いを丁寧に伝えられるゆっこちゃん。
ね、素敵でしょう?
このチームをより良いチームにしたいと思って、わたしが心がけたことはふたつあります。
・名前をたくさん呼ぶこと
・ありがとうと伝えること
「わたしがCチームのリーダーだよ」と伝える必要もないと思ったので、とくにその話題を出すこともなく、交流を大事にしながら真剣にプランについてみんなと話し合いました。人見知りもあるわたしですが、好きなことに向かってまっしぐらになると盛り上がる性格は、人見知りよりも相当強いのです。
みんなとオーストラリアの話をたっぷりできることが本当に楽しくて仕方ありませんでした。
わたしはニュージーランドに住んでいるので日本との時差は現在4時間あるんですが、Zoomでチームミーティングをするときもみんな時差のことを考えてくれて本当に優しいんです。
一人ひとりに対する思いやりを忘れない、でもプレゼンテーションへの妥協は絶対にしない、そんなチームでした。
ミーティングを重ねるごとに、このゼミの最後に全員が思いの丈をぶつけるプレゼンテーションをつくりたいと思いが募っていきます。
毎日のようにオンラインミーティングを重ねたことも、本番直前までスライド完成に向けて踏ん張り続けたことも、結局リハらしいリハなんて一度もできなかったことも、すでに過去になってしまったのがなんだかちょっとさみしいなぁ。
チームがひとつになってオーストラリア愛を発揮したプレゼンテーション
さて、本番です。
プレゼンテーションは発表時間として定められていた6分を大幅に超えてしまったものの(愛が溢れすぎました、ごめんなさい)、「オーストラリアへの愛が伝わってきた」と複数の方に言っていただけたことが本当に嬉しかったです。
もちろん優勝を目指していたから結果がわかるまでドキドキもしたけれど、Cチーム全員のオーストラリア愛を観ている方々にも届けることができたということにとっても満足でした。
そして、なんと!!優勝という最高のご褒美までいただくことができました。投票してくださったみなさん、本当にありがとうございます!
Cチームが優勝って言われて、チーム全員が号泣。これは、感動っていったらいいのでしょうか。
思いが伝わって結果にできたことがほんとうに嬉しかったです。「このツアーに参加してみたい」と思ってくれた方がたくさんいたことで、わたしたちはだいすきなオーストラリアの魅力を伝えることができたんだなぁと思うと、嬉しいとしか言いようがありません。
オーストラリアツーリズムゼミで学んだことは、これからの旅の方向性だけではない
長々と、Cチームのことを語ったのには理由があります。
それは、Cチームのみんなとかかわっていくなかで、新しいわたしに出会えたからです。だからCチームのことを語らずしてわたしは「オーストラリアツーリズムゼミ」の感想をお話することはできません。
学生時代も何度かリーダーという役を務めましたが、当時は「リーダーだからしっかりしなきゃ」と必要以上に気負っていたように思います。あれから何年もの月日を経て、今回リーダーという役を任命されたときも初めはそうでした。
しかし、チームのみんなと話していくなかで、リーダーが引っ張っていくという形もあるけれど、必ずしもそういう形じゃなくてもいいということを感じたのです。
どう在りたいかという気持ちに素直に従うこと、ありのままに思いをぶつけること…気負わずともリーダーは務まるということを知りました。
なんだか肩の荷が降りた気がしたように思います。
学生時代のわたしは周りに対してよく見せようと頑張っていたんだなぁと思うと同時に、今のわたしは初めてかかわる方々にもありのままの姿を見せることができるようになったんだなぁと自分自身の変化を感じられました。
過去のわたしには、新しいわたしから「よく頑張ったね」と言ってギュッとしてあげたいです。こう思えているのも全部、チームのみんなのおかげです。
だいすきなCチームのみんな、ありがとう。この場を借りてお礼を言わせてもらうね。
気張らずにありのままでいられる新しいわたしに出会えた、大切なオーストラリアツーリズムゼミ。
企画・ご協力をいただいた方々やゼミに参加した方々との出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。この時代における新たな旅の方向性を学んで自分たちの手でつくるという、とても貴重な体験となりました。
旅が計画するところから始まるとすると、わたしのニューノーマルな旅はこのゼミに参加したときから始まったのではないでしょうか。
オーストラリアは永遠に憧れの場所
最後に、このゼミに参加して新たな夢ができました。プレゼンテーションのためにプランニングしたツアーを、Cチームのメンバーで実現させることです。
幼いころからの夢だったオーストラリアに行きたいという夢を実現させたわたしなら、この夢だって叶えられると信じています。
ああ、みんなに会えるその日が今から待ち遠しい。
そうだなぁ、きっとわたしにとってのオーストラリアは、永遠に「憧れの場所」であり「夢をかなえる場所」なんだろうなぁ。
with LOVE, nana
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