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林業の市場規模を拡大させるようなサービス

林業関係の面倒な行政手続きを代行するサービス、膨大になりつつある森林・林業関係のデータ集積・運用サービスは需要があるじゃないかしらと思っています。(同様なサービスを展開している人もいますし、そもそも森林組合がこの立場だったりしますよね)

だだ、これらのサービスは新しい価値を生み出しているものではない。

ちょっとこれだけでは誤解を生みそうなのでもう少し説明すると、これらのサービスは例えば宇宙旅行用ロケットの開発のように新しい価値を生み出しているのではなく、あくまで業務の効率化です。
そして、これらのサービスを提供する際、お金を払ってくれるお客さんの資金源は、少なくとも林業(素材生産業・森林サービス業など)へ流れてくるお金の量(市場規模)が最大値になる。
つまりは、これらのサービスは新しいロケットを開発するような市場規模という器を大きくする(新しい価値を生み出す)サービスではなく、器の中に占める割合を取りに行くサービスだということです。

業務効率化のサービスもちゃんと意味のあることだと思ってはいます。ただせっかく素晴らしいサービスを提供できても、付けることが出来る価格に上限ができててしまいます。市場規模(器)以上の価格にはできません。

業務効率化だけでなくそれに伴って新しい価値も提供できるカタチにしていかないと、身動きがとりずらいビジネスになると思うし、たぶんモチベーションにも限界が来るんじゃないかと思います。




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