高卒認定特別措置のすゝめ
需要はほぼないニッチすぎる話題ですが、誰が一人でもためになればと思い書きます。この話は9年前の事であり現在とは違う点もある事をご了承下さい。
高卒認定とは
正式名称は高等学校卒業程度認定試験といい、高等学校を卒業していない者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と「同等以上の学力」があるかを認定する試験です。
高認を取得すると大学受験資格は得られるが、高校卒業ではない所がポイントです。
また科目免除制度も充実しており、高校時代に履修済みの単位や英検等の資格を持っていると科目免除されます。
私は高2末まで全日制の高校に通っていた(当時は病気により休学中)だったので現代社会の1科目のみの受験でした。
特別措置とは
身体上の障害等により、受験に配慮が必要な人が受けられる措置。通常の志願書類以外に、特別措置申請書と医師の診断書の提出をした後、文部科学省で審査で決定されます。
私は受けてないのですが、センター試験(現大学共通テスト)でも似たような特別措置が受けられるようなので、もし気になっている受験生は一回調べてほしいです。(こっちの話のが需要ありそうだから悔しいな)
また私は障害者手帳は貰っていなかったのですが、主治医の方に診断書を書いてもらって無事特別措置で、受験することができました。
特別措置の内容
私は、別室でマークシートではなくチェック式の解答用紙に少し長い試験時間と決まりました。
1科目のみというのもありますが偏差値50あるかないか程度の高校に通っていましたが、対策をあまり取らなくても合格できました。
また時間が長くなったことでズルいと言われると思うので一つ言い訳をすると、通常の時間以内に終わっていたので、と言うことだけは言いたいです。
マークシートなら塗りつぶすので苦労した可能性はありますが。
その後と通信制高校
私は結局高認で大学受験はせずに、通信制高校に席を置くことにしました。
「じゃあ高認を取った意味とは?」
と言われそうですが、そんなことはありません。通信制高校が単位認定として、高卒認定を認めてくれている学校もあります。(1つ1つの科目づつ)
元に2年間の単位+高認があったので、後2科目学ぶだけで、高卒資格が取得できました。
通信制高校に通う場合は、高認の勉強もする方が、結果的に負担が減るんじゃないかなと個人的には思いました。
高認と高卒資格
序盤でも書いてますがこの2つは同じではありません。私のような体調不安のある人間がちゃんと問題なく大学卒業出来るか、正直不安だったので高卒資格も取ってよかったなと思いました。
余程の才能がある人や親が金持ちでないと高卒資格は持っていないと、相手にされない時代だと思うからです。
最後に
もし体調に不安を抱えていて高認試験を受験を拒んでいる人がいるなら、自分が当てはまるかどうか一度と調べてほしいです。
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