「踊」と「ノンブレスオブリージュ」がSNS社会において対になると書いたけどそもそも解釈違いを起こしている疑惑

これ絶対双璧になるでしょって思って「踊」の考察をいくつか検索してたけど俺壮大な解釈違いをしているかもしれない疑惑( ˘ω˘) いやわからん音楽なんて正解ないですけれども正解なくてもある程度大事な「それなりの解釈」というのもはあると思ってて、俺は壮大な間違いをしてるかもしれない、少なくとも今のところ「踊」について俺と同じ解釈してる人を見たことないので、合ってても間違っててもいいからとりあえず書き出してみるよ!そんで間違ってたら「何いってんだコイツ」とそっとブラウザを閉じるんだ!解釈に正解はないっつったって、明らかに間違った解釈してたらそれはただのバカだよ!バカと自由を履き違えちゃダメだぜレッツゴー!!!!

”踊”を聞いた俺「これSNS内弁慶の曲でしょ????」

って思ったし今でもそう思ってるんだけれど似たような解釈が見つかんない( ˘ω˘) Adoさんが配信で「陽キャになっちゃう」て言ってたのも知ってるんだけど「またまたぁ~www」って思って聞いてたしみんな陰キャの曲だと思って聞いてるんでしょ陽キャだと思ってるの、日本語や日本文化わからなん外国人だけでしょって思ってたけど、まあみんな陽キャだと思ってるな!!!陰キャ曲だと思ってんの俺だけかちっくしょー!!!!

「つながる」ってSNSでの繋がりだと思ったし、後半の「別に興味ない」「特に関係ない」って、あれはSNSの中で「自分」に向けられた「他人」の声、「あんたの本音とかマジ興味ないしwww」みたいな水を差してくる声だよねーアレつらいよね―、空リプでやるのやめてほしいよねー、みたいな解釈だったんですけれどこれ多分俺が自分を寄せすぎてますねつらたん。( ˘ω˘) 「おシェア」とか、要するにイイネでしょ、つらいことも楽しいこともSNSでわーって書いてつながって共感してバズってってやれば、些細なことも踏み潰せるでしょ、いけるいける、ただし中途半端に冷めてるやつは振り落としていこうな、みたいなSNSの歌、SNSのネガティブな側面をむしろポジティブに…素直なポジティブというのではなくて、大人を笑い飛ばす若者的な意味での、SNS陽キャというか、陽キャパリピ的なテンションをネット陰キャ世界に持ち込んで数と勢いで世間をなぎ倒す歌、みたいに受け取ったんだけれど同じ解釈ぜんぜん見つからねえな!!!!
というわけで、これは俺が間違ってるのかもしらん。かもしらんけど、俺はこんなこと感じたんやっていう、解釈というよりも日記として残しておきます。

そんで「ノンブレス・オブリージュ」ですよ!
「対になる」って言うのは、踊に対して上のように解釈した結果を踏まえてのことなので、ぜんぜん間違ってるのかもしれないんですけれど、それはそれとして「ノンブレス・オブリージュ」の感想です。
これはもう完全にSNSの歌で、タイトル見た瞬間に「ノブレスオブリージュ」のパロディであると気づいたわけなんですけれども、曲のコメント欄見るとそもそも「ノブレスオブリージュ」という言葉を知ってる人は多数派ではない、ということに気づいて戦慄するわけです僕は( ˘ω˘)
それに気づいたとき、「壮大な内輪ノリを歴史と呼ぶ」というフレーズがぶっ刺さって、別の意味で息ができなくなるわけです僕は( ˘ω˘)
「ノブレスオブリージュ」を皮肉ってくる感じ、わかるわ( ˘ω˘)
いや、わかるっていうか、わかるっていうか…自分が見ているSNS界隈がなんかこう、そうなんですよ、「あなたは恵まれているんですよ」「それは特権ですよ」「マイノリティには優しく」とか…。いや、確かにそやねん、マイノリティ慮ることは必要だしそういう理解も必要だし、例えば家が裕福で学歴もあってっていうシチュエーションで「全部自分の能力だしできない人は努力が足りないですよね」って言うような人に対しては「いやー!?あなたは恵まれてるだけですよー!?」ってなるのはある。当然。
でも、「○○と比べたら恵まれてる」とか「○○と比べたらマジョリティ」とか、見境がなくなると地獄しかない。
「差別反対をノブレスオブリージュみたいなもんだと思ってるんじゃないの」っていう揶揄のツイートを見たことがあった。
ここまでノブレスオブリージュについてまったく説明してなかったけど、「高貴なものは下々に対して施すのが当然」みたいな、もともとは貴族に対して使われた言葉らしいんだけれど、例えば戦時中だと貴族の従軍だったり、アメリカだと金持ちが寄付することだったりっていうので使われている価値観というか倫理観…なのかな…?日本にはそれがないよね、みたいな文脈で使われるのもよく見る。よく見る、ん、だが。
それ、使われる文脈おかしいだろみたいな形で使われるのも見たことあるし、言葉は出てこなくても「お前は俺より恵まれてるんだから施してくれてもいいはずだ」みたいな言葉っていくらでも溢れているし、そういう自己犠牲の精神とか、あるいは罪悪感(自分よりかわいそうな相手だし…)とかにつけこんでくる言葉ってたくさんあって、そういうの一つ一つマトモに引き受けていたら幸福な王子状態になっちゃうじゃないですか、みたいな気持ちになること、よくある。主にツイッターしててよくある。そういう背景ありきの、日本のSNSにおける「ノブレス・オブリージュ」を「ノンブレス」にかけてくるの、本当にやべえなと思ったし、「息を止める」方向にいくピノキオPと、「繋がってシェアしてどうにかなるんじゃないの」って方向にいくAdoさんとでは真逆やー!SNSにおける双璧やー!!なんて現代を反映している歌なんやー!コ○ナ禍2021年ジャパンを代表する曲出揃ったわー!…という気持ちだったんですけど「踊」の解釈は私が1人で解釈違いしている可能性が大きいのでなんとも言えないですね( ˘ω˘)どっちもいい曲だと思います最強です( ˘ω˘) しかし、どっちの解釈というか感想にも「俺がどんだけSNS中毒になっているか、どれだけツイッターに疲弊しているか」がにじみ出ていて、解釈っていうより書き手(俺)の精神分析のための手記になってますねハイ。

あっ、言いたかったことだいたい書いたんだけれど、もう一個だけ…。「ノンブレス・オブリージュ」の配信後のピノキオPとえいりな刃物さんの雑談アーカイブ聞いたんですけれど、おじさん層の絵、最高。というか、自分が一番好きなカットがあの二回目の「さんはい」のおじさんおばさん層。
おじさん描きたいと言ったのはえいりさんで、2回めの群衆であんなに年配者が多いのはピノキオPの意図するところではなかったらしいんですけれど、むしろそこがよかったです…!!!
というのは、単純に絵が好きというのはもちろんなんだけれど、現実問題、二度の「さんはい」以後に語られる言葉をより多く口にしているのは、若年層ではない…というか、若年層ももちろんいるんだろうけれど、今のインターネットのボリューム層って30代40代50代60代…彼らがネットユーザーというよりも、そもそもとして人口比がぜんぜん違う。(って、「うっせぇわ」関連の記事で書いてる人いたね。若者が少ない。)そういう意味で、あのカットはものすごくリアルに見えたのですよ…。絵として映えるのは若者だし、バズるのも若者だけれども、一方で、自分はアラフォーでそういう若者文化を消費している立場だしね…。いやもう自分も含めてだけど、若者文化にあーだこーだ解釈もってくるおじさんおばさんうるさいよね…自分のことだけど…。そういう意味で、たぶんその意図はなかったんだろうけれど、「年配者の群衆、すげえよかった」ということを言いたかったです。スローモーションにしてめちゃくちゃ見ちゃったよ。たぶん一昨日からずっと頭だるいのは動画見すぎたせい。チカチカする…。

以上。とりあえずの吐き出しでした。すっきりした。( ˘ω˘)

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