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モニタリング指標の見直しは良いけどどうしたいのかを語ってほしい

そのうえで、「感染者数が急激に増加した3月下旬の医療体制と現在ではかなり環境が違ってきているので、数字も見直さなければならない。現場の数字や感覚なども含めて判断すべきで、どの数字までヒットしたらスイッチをオンにするかオフにするかということだけではなく、全体像をつかんでいかなければならないというのが今回のモニタリングの考え方のベースになってくる」と述べました。

また、小池知事は「都としては新たなモニタリングの方向性に基づき、感染や医療提供体制の状況についてモニタリングをしっかり運用し、必要な警戒をしながら感染拡大防止と経済社会活動との両立を図っていく」と述べました。
東京都 新たなモニタリング7項目設定 数値基準設けず コロナ

指標を見直すというのは良いことだとは思いますが、そもそも小池都知事はどうしたいのか全くわからないですね。

モニタリングして数字だけ垂れ流しているのが今の状況。1日の感染者が70人でした。緊急事態宣言解除後最多です。とかメディアが報道してるわけですが、だから何だというのでしょう?

例えば、検査人数が増えたら感染者人数は増えます。でもそれは状況が悪化したことを意味しない。感染者が増えても重症者が増えたのでなければ医療崩壊に繋がることも意味しない。

今の状況って自分で色々とデータを見て自分で判断して生活している人は良いですが、そうじゃない流されて生活している人はとても不安だと思います。

知事がやることはモニタリングを行って垂れ流すのではなく、今はこういう状況だから大丈夫である、こういう状況だから医療に余裕がある、というように都民に対して安心を与えることではないのでしょうか。

経済との両立を図ると言ってますが、飲食では1席空けるような状況だし、空間に人が沢山いるような状況がNGと言われてしまえばコストがペイしない人は多いでしょう。経済を回すというならデータをちゃんと見て「大丈夫」というべきです。

必要以上に安全マージンを沢山とる人は今の指導者には不要です。

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