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「きよしこ」

母が入院していたとき、付き添いながら
病院内のコンビニで買って読んだ小説。
このときまで重松清さんのことは知り
ませんでした。だからなんの先入観もなく
読んだ小説です。
短編小説が集められていたものだったと
思います。

私自身は吃音でなく、周りに吃音の人が
いたこともありませんでした。だから
どう感じて生きてきたのかとか考えた
こともなくて。
全部を読み終えた後、涙が止まらなかった
ことだけを覚えています。

似たような感覚になったのは、他に
「アルジャーノンに花束を」を読んだとき。
読んでいる途中から涙が止まらなくなって
ドラマを見たときもすごくつらくなった
記憶があります。

私が経験してきたことではないのに、
経験してきたことよりも強く深く心を
えぐられました。

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