HELP MY SISTER IN GAZA 手ぬぐいの制作を通して、感じたこと
手ぬぐいが完成しました
大変お待たせしました、手ぬぐいが完成いたしました。香川県高松市にある手ぬぐい工房に依頼し、待つこと1ヶ月半。手捺染(てなっせん)は裏まで美しく色が入っていて、デジタルで制作したデザインデータからこんな美しいモノになることに感動しました。
そして、ありがたいことに40枚制作した分は早々に完売....!ゆっくり売る予定だったのに、嬉しい誤算です。順次発送作業をしつつ、手渡しできる方には直接伺う予定です。寄付金の合計は、58,500円。直接取引の方からいただいた分はすでに送金し、これから残り分を送金予定です。
グッズ制作で気付いたこと
ガザへのサポートをしていると「なんで寄付集まらないんだろう」とか「なぜ無関心なんだろう」と仮想敵を作りそうになります。でも、今回の手ぬぐい制作を通して、そんなわけないよなあと思えました。
ヤバいことが起きてることは分かってる、でもそれに対して、どうアクションすれば良いのか分からない。デモ?メール?はがき?社会運動の先例も示されず、練習したことすらない人が大半です。そして、監視社会はどんどん進み、そもそも同調圧力が基本ななかで育ってきて、大きな声を出すことは自然と制限されてきた。私自身、たぶん、海外に住む機会がなければ、こういうことはできなかったと思います。上下関係とか下校とか制服とか地元とか、そういうものに縛られる環境だったら、私はそもそも大人にすらなれてなかったかもしれませんし。
それくらい"私たちを包む空気感"は、空気のくせに重くて厚くて窮屈で、根拠がないのに強制力があって厄介です。
でも、このまま無視なんかしたくない。人が死んでるというニュースに無感情になりつつある自分を止めたい。でも、どうしたら?と迷ったり、狭い社会の中で監視されながらも行動したいと願ったり、日々と世界を天秤にかけて揺れ続けている人が、何かを買うことで、その一歩が踏み出せるのなら。それもそれが、日々持ち歩く日用品なら。
この手ぬぐいを街で広げることは、もしかしてすごく勇気がいることかもしれません。でもきっと、それをする勇気が購入者には絶対ある。この手ぬぐいを通して、2000キロ離れた18歳の女の子に、そしてその家族に、支援をしているのだから。
一刻も早く、AYAとその家族とGAZAに暮らす市民に平和を
ガザへの攻撃は激しさを増し、AYAが暮らす地域も毎日爆撃されているそうです。彼女曰く、ラファへの追い込もうとしてるのだと(詳しいことは、また明日彼女からのメッセージを翻訳したものをアップ予定です)。こんな明らかすぎる虐殺が日々行われてるっておかしい。「おかしいと思うけど、まあしゃあないかな」みたいに矮小化するような正常化バイアスがかかりそうなら、踏みとどまってください。この状況はマジで激ヤバなんです、異常なんです。
手ぬぐいのことを聞かれたら、ぜひAYAの話を広めてください。そして良ければ、彼女のクラファンを教えてあげてください。もしくは、ガザについての本を読み、それを誰かに貸してあげてください。近くで行われるイベントを覗きに行ってみてください。あなたの行動なんかじゃ変わらない、わけないから。
photo @semegiai2
※増産するかはちょっと迷い中です!つぎに納品されるのが10月になっちゃうので...委託販売していただけたり、イベントなどあれば。とはいえ10月にはせめて停戦してくれ!という悲しい願いもあり。
#freepalestine #stopthegenocide #🇵🇸
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