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「お金に群がる小判ザメ」と言われた友達&私の話し。

35年以上の付き合いになる幼馴染みが
抱える悩みと…私に起きた人生の大切な
選択のお話し。全てノンフィクションです!

幼なじみの彼女…実家で暮らす両親に痴呆の症状が出てから心配で毎週末、鹿児島から熊本まで通っている。それを兄夫婦がヨシとしない。

なぜか?というと


財産目当てだと思われ、お前は金に群がる『小判鮫』と言われたそうだ。それを聞いた私は驚かなかった。だって私も、兄夫婦から全く同じように誤解されてたから。「違う」と何度説明しても伝わらなかった。

泣きながら話す彼女に『私だけは、何があっても信じてるから、堂々と家に行ってお父さん、お母さんの面倒をみてあげて』と言った。自分の想いが伝わらない悲しさは、私にも手に取るように分かった。

私の場合、裁判所に遺産放棄の手続きをすると兄夫婦と父に宣言したのに、それでも兄夫婦には遺産を狙っていると疑われていた。これには本当にまいった。


そもそも遺産なんてものは親のものであって自分の物じゃないのに。そう考える私と兄の遺産についての観念はスタート地点から違っている。とうてい理解し合えるわけない。最終的に、私の相続放棄が本心であり本気だと伝わった時から兄夫婦との関係が少しずつ変わり始めた。


私が、遺産というお金にしがみつけば兄夫婦との関係は築けない。私は、お金より今まで苦しんできた兄夫婦との信頼という絆の方が欲しかった。


自分がお金に苦しい時、自分を馬に例えて、鼻先にお金というニンジンをぶら下げられ、そのニンジンを食べるのか⁈と、神様から選択を迫られ試されている気がしていた。だけど私は、絶対にそのニンジンは食べません!と神様に言い続けた。


その当時、私は会社の資金繰りに苦しみ、離婚して女一人で生活していくという金銭的に苦しい状況の中にいた。だから、そんな私が本気で遺産を放棄するという行動に出たことが、兄夫婦は信じられなかったようだ。


お金さえ出せば人は動くと思っている父は、お金になびかず父の思い通りにならない私に相当手こずっていた。遺産を放棄するから裁判所で手続きして欲しいと言ったら怒鳴られた。

財産を放棄する=父を見捨てる。

と父は思っていたようだ。だから、私の遺産放棄宣言に腹が立ったのだろう。


この後、兄夫婦が私をどれくらい信じてくれたのか私には分からないけど、とりあえず遺産放棄はできず、兄夫婦とは均衡状態を保っていった。
(※今後、衝撃的な展開になりますが、これから追々書いていきます。)


この体験から、私が伝えたいのは、欲しい…欲しいと渇望し執着して奪い合うより、勇気を持ってドンドン手放していくと、不思議なことに望んでいた以上の物が入ってくるということ。その物というのがお金とは限らないけど、何かを得ることだけは確かだ。

コレは作り話じゃなくて私の実体験。


私は、離婚後にドン底を経験してるので、お金はないと非常に困るし、キレイごとだけでは暮らしていけないということも充分味わった。 

でも、やっぱり
お金が幸せの最条件じゃないと思う。


こんな生き方をしてるから、「もしホームレスになったら差し入れにきてね!」と友達に言ったら「勘弁してよ〜」って言われてしまった(~_~;) とりあえずホームレスにならなくて良かったけど笑。でも、私はこれからも自分の信念を貫いて生きていきたい♪

一度嫁に行けば、
確かに苗字も変わるし、嫁いだ先の人間になれと言われるけど
自分の親の見舞いや、世話しに行くのも肩身が狭いなんて…
おかしいよ。納得いかん。
私は、そんな女性を何人も知っている。

実家を守る跡取りさんよ〜
子どもが親を大切に想う行動を
あなたには止める権利はなーーーい!

お金は大切!
でも、それが全てじゃないよ!

◆2013年12月14日の日記。

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