《タティングパターン》irara/イララ
この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。♡ をクリックするとspecial画像が見れます。
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作品ができるまで
irara(イララ)はアイヌ語で”いたずら”をあらわします。
シャトルの残り糸で始めたちょっとしたいたずら。リングとリングの間の糸をわざとにゆったり残しています。緩やかな仕上がりなので最後の段は悩みましたが、リングだけでデザインしたいと思い、スプリットリングにしました。
作り方のポイント
引き渡しの糸の長さを揃えるのが難しいところですが、タイトルのとおり気軽に自由に楽しんでみてください。長さは隣と揃えて作ると、はじめと終わりの差がでやすいので、はじめの長さを基準にしましょう。
引き渡しの糸は、あとから伸びやすいので、長くなりすぎないようにしましょう。
引き渡しの糸にリングを繋ぐ
2段目から5段目までは、引き渡しの糸にピコで繋ぎます。リングのピコが伸びないように、引き渡しの糸の上をリングが自由に動く程度にします。
作ってみましょう
糸端の始末はすべてリングにすることになります。最後の引き渡しの糸を残して、初めのリングの根元で2重に結び、2本の始末糸を初めのリングの左右にわけて始末します。できる方は始末糸を芯の糸に隠す方法で始末してみましょう。始末の仕方はページの下をご覧ください。
1段目
1段目は中心に向かうリングを繋いで円型を作ります。糸端は引き渡しを残して始めの始末糸と結び針で始末をしておきます。
2段目
2段目からは、引き渡しの糸にピコ繋ぎをします。
3段目
2段目の引き渡しの糸に3つのリングを繋ぎます。リングが重ならないようにつくります。リングが込み入っているので結び終わりは波打ってしまいます。
こちらを参考に平らに直してから次の段階を作りましょう。
4段目
2つ連続するリングと1つのリングと交互に出てきます。繋ぐ位置を確かめながら進めてください。
5段目
内側と外側にリングを作ります。シャトルは1つのまま、リバースの要領で向きを変えながらつくります。
内側は、1つのリングで2か所の引き渡しの糸に繋ぐものと、前の段のリングの根元に繋ぐものが交互に出てきます。繋ぐ位置を間違えてしまって解くのが大変な時は「(Movie)リングの解き方」を参考にしてください。
外側は、隣のリングに繋ぎながら作ります。外側がすべてつながるので引き渡しの糸が長すぎると浮き立ってしまうので、外周のイメージをつけてから引き渡し糸は短めに作りましょう。
6段目
最後の段はシャトルふたつ使い、スプリットリングで仕上げます。前の段に繋ぐときは第1シャトルのリングです。残りはすべてスプリットリングになります。スプリットリングの作り方(動画)はページの下にあります。
(Movie)リングの解き方
タティングレースがはじめての方へ
こちらからお読みください。
《関連商品》
▷Lesson1 (リボン)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
▷Lesson2(ラウンド) ピコ繋ぎ
▷Lesson3(スクエア)ひねりのあるつなぎ方
▷Lesson4(ジョセフィンノット、トリプルリング)
ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/)
テキストはこちらから
こちらからPDFのファイルをダウンロードできます。パソコンやタブレット、スマートフォンに保存して閲覧、印刷ができます。
▷Movie 針を使った糸端の始末
針を使った糸始末の方法はこちらの動画を参考にしてください。
▷Movie 糸端が出ない糸の足し方(結び始め)
糸端を芯の糸に結びこみながら結び始める方法はこちらの動画を参考にしてください。
▷Movie 糸端が出ない糸の足し方(結び終わり)
▷Movieスプリットリング
スプリットリングとは、ひとつのリングを前半と後半に分けてシャトルを変えながら結びます。はじまりと終わりの位置(進む向き)を変えたり、色を変えたりすることが来ます。
リングの連続のネックレスなどはスプリットリングを使用していますね。
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@nanairo_tatting
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