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《pattern》№41 一輪の花

この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。♡ をクリックするとspecial画像が見れます。

作品ができるまで

「教室でのレッスンをたくさんの方へ届けたい。」「もっと気軽におうちでレッスンしていただきたい。」そんな気持ちを込めて、基本で作れてアレンジも楽しめるパターンを作りました。
画像は生徒さんの作品です。

パターンについて

こちらはチェインから始まるパターンです。初めにパターンを起こしたときは花の中心から作り始めるイメージでしたが、結びおわりがチェインですと糸の始末が目立ってしまいます。どちらからも作ることが出来るときは、始末がきれいにできる方法を選ぶといいですね。

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ポイント 「チェインから結び始める方法」

大抵のモチーフはリングから作り始めることが多いですね。チェインから結び始めるにはちょっとしたコツが必要です。
チェインから結び始めるときには、結び初めに玉結びをします。イメージが付きにくい方は、まず左手に玉糸をチェインの形に掛けましょう。右手でシャトルを持ち表目を作ります。そのまま左手の人差し指と親指を外して、シャトルを引くと玉結びができます。

ここが結びはじめになります。玉結びを左手の人差し指と親指で挟み、もう一度チェインの表目から結び始めましょう。

ポイント 「チェインに糸端を始末する方法」

チェインで終わる場合、始末糸は2本ですので、2本とも同じところに始末すると目立ってしまいますね。そんな時は、一方をチェインに沿わせて持ち、もう一方で巻き込みながら始末しましょう。
芯糸をかがる糸にする方が解けにくいのですが、使用した糸がグラデーションや2色で結んでいる場合は、結び目の糸と同じ色でかがってくださいね。


ポイント 結び間違えたときには

一目一目シャトルの角で外す方がていねいですが、小さなモチーフは、シャトルに巻いている糸が少ないので思い切って糸を外して引き抜いてしまいましょう。

Movie もっと簡単!リングを解き方


Movie もっと簡単!チェインの解き方


▷コラム 糸の始末は針を使わなくちゃダメ?

タティングレースの結びおわりは必ず糸端が出ます。
この糸端をどうやって始末していくか、方法はいくつかあります。
私は、どのように使っても両面きれいに見えるように、裏側へ針を使ってかがることをお勧めしています。ただ、小物に貼り付けて使用する場合や、フレームに閉じ込めるなんて時には、始末糸を使って縫い付けてしまう方が簡単できれいに仕上がりますね。短く切ってボンドで貼ることも可能です。
 ストーンをつけたり、ブレスレットのように引っ張られる可能性のある場合には不向きですが、結びはじめに引き込んでしまうことや、結びおわりをガイド糸を使って引き込んだりすることもできます。
 どの方法も、ちょっとしたコツできれいに仕上げることが出来るので、目的に合わせて始末の方法を選べるといいですね。

タティングレースがはじめての方へ

こちらからお読みください。

《関連商品》
Step1 (りぼん)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
Step2(まる) ピコ繋ぎ
Step3(しかく)ひねりのあるつなぎ方
Step4(シャトル2つ)ジョセフィンノット、トリプルリング


ナナイロタティングとは

札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。


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