《pattern》№120 pon pirika ポンピリカ
この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。♡ をクリックするとspecial画像が見れます。
作品について
pon pirka(ポンピリカ)は、タティングパターンpirkaの中心のモチーフ、教室課題№120のアレンジです。アイヌ語で"ポン"は小さい、"ピリカ"は美しいを表します。小さくて美しい(可愛い)と言う意味です。テキストにはモチーフつなぎのパターンと、コースターサイズのミニドイリーのパターンを紹介します。
コラム~糸の色を変えて楽しんでみる?
タティングレースの楽しみのひとつは糸選びですね。たくさんの色の中から、どの組み合わせで作ろうか悩む時間から楽しい創作が始まっています。段を重ねるごとに色を変えるほかにこんな楽しみ方はいかがでしょうか?
こちらは教室の生徒さんの作品です。2つのシャトルを入れ替えながら作ることで、チェインの色が交互に出ていますね。
今回のモチーフは、チェインの上に作る第2シャトルのリングを第1シャトルで作ることで糸の色を変えています。糸の色を楽しむほか、シャトルが1つしかない時や、第2シャトルの糸が足りなくなりそうなとき、シャトルの入れ替えができると便利ですね。
Movie シャトルの入れ替え
作成のポイント
▷基本のモチーフ
基本のモチーフは、シャトル2つを使って結んでみましょう。
第1シャトルでリングを作ったら、リバースし、第1、第2シャトルの糸端を揃えてチェインを結び始めます。左手に掛ける糸は第2シャトルの糸になります。
チェインの途中で第2シャトルでリングを作るときには、リバースは要りません。
▷基本のモチーフで”モチーフつなぎ”
基本のモチーフができたら、繋ぎながら作ってみましょう。第2シャトルで作るリングのピコが繋ぐ位置になります。繋ぎ忘れないようにするには、一つ目の角から繋いでいくことです。
もし繋ぎ忘れたら、こちらを参考にしてみてくださいね。
▷ミニドイリー pon pirika ポンピリカ
1段目
こちらはシャトル1つで結びます。
外側のリングは、第一シャトルの位置を結ぶことで入れ替えて作ります。シャトルの入れ替えについてはこちらの動画をごらんください。
Movie シャトルの入れ替え
2段目
1段目の繋ぐためのリングに繋ぎながら結びます。リングが詰まってしまいますので、きつめに結ぶ方は重なる箇所がありますので、目数を調整しても構いません。
3段目
2段目から糸を切らずに続けて結びます。2段目の終わりは結びはじめの位置にシャトル繋ぎをします。2段目の段のチェインと隙間が空かないように重なるようにシャトルの糸を引きながら結ぶといいですね。
▷仕上げ
シャトル繋ぎの段重ねをすると仕上がりがたわむことがあります。ひらひらとたわみが出てしまったときは、最後の仕上げで落ち着きますので安心して糸始末をしましょう。
タティングレースがはじめての方へ
こちらからお読みください。
《関連商品》
▷Step1 (りぼん)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
▷Step2(まる) ピコ繋ぎ
▷Step3(しかく)ひねりのあるつなぎ方
▷Step4(シャトル2つ)ジョセフィンノット、トリプルリング
ナナイロタティングとは
札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/)
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