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《pattern》No.4 小さなモチーフ1

この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。♡ をクリックするとspecial画像が見れます。


作品ができるまで

教室でのレッスンをたくさんの方へ届けたい。
もっと気軽におうちでレッスンしていただきたい。
そんな気持ちを込めて、基本で作れてアレンジも楽しめるパターンを作りました。届いてすぐ作れるように糸もセットしました。糸の色の組み合わせでも楽しめるデザインです。

キットについて

教室課題の「ヒイラギ」をアレンジしました。4つのアレンジで、「シャトル繋ぎ」と「ひねりのあるピコ繋ぎ」の練習ができます。

こちらのページにあるダウンロード版では、始まりの位置を変えて、ひねらずに2段目まで続けて結ぶ方法も記載しています。


お届けする糸は

初めての方には、「lesson1」でお届けした#20番手の太いレース糸をお勧めしていますが、基本が結べるようになったら、いろいろな種類の糸を試していただきたいと思います。
もちろん、はじめはお手持ちの糸を使ってお届けしたパターンを練習していただいてもいいですね。
お届けする糸は、「DMCセベリア#30」「DMCバビロ#40」という糸です。
DMCの糸は、日本のメーカーの糸より少し細い規格ですが、撚りがしっかりしているので比較的に結びやすく感じると思います。特にほどくことが多い初めての方には、しっかりした糸で練習することをお勧めします。


いろんな糸を試したい方へ

ネットショップには数種類の糸を10mに小分けして販売しています。結び心地や風合い、色を見るのにお使いください。

「DMCパールコットン #12」
刺繍糸として使われる細目で、撚りの甘いやわらかい糸です。ほどくときに糸を割ってしまったり、何度もほどくと毛羽立ちが起きやすいため、扱いにくく感じられるかと思います。色も風合いも優しくて、大好きな糸なのでお勧めしたいのですが、どうぞ手が慣れてから挑戦してください。

「DMCバビロ#20」
日本のメーカーの糸より少し太い規格になります。滑りもよく、撚りもしっかりしていて扱いやすい糸です。

生徒さんが集まると、どんな糸を使っているか情報交換が始まります。1玉購入するとなかなか減らないので、小分けにして交換会などしたいな、といつも思っています。気まぐれに新しい糸を追加しますので、「どんな色かな?どんな結び具合かな?」と気になる糸がありましたらどうぞショップをご利用くださいませ


point▷ひねりのあるピコ繋ぎ

繋ぎたいピコが右にある時に使います。
繋ぐ時には必ず、繋ぎたいピコを左側にします。この時、左に倒しただけでは、表面と裏面が逆になってしまいますので”ひねる”ことが必要になります。
教室では「左に倒して、後ろに返す」とお伝えしています。初めての方は動画も参考にして練習してみてください。ポイントは繋いだ後はリングの輪を引かずに最後まで結びきること、リングを閉じる前にピコがねじれていないか確認することです。


point▷シャトル繋ぎ

繋ぎたいピコが下の方にある時に使います。

シャトル繋ぎとは、シャトルの糸(芯糸)を使って繋ぐことです。前の段に重ねる時などに使います。繋いだ箇所でロックされるので、前のチェインはしっかり芯糸を引いておきましょう。

動画では、始めに太い糸を使ってリングの根本に繋ぎます。シャトルの先を使って、シャトル糸を引き抜くのですが、難しいときはかぎ針を使うと楽になります。後半は細めの糸を使っています。


タティングレースがはじめての方へ

こちらからお読みください。

《関連商品》
Lesson1 (リボン)基本のステッチ/リング・チェイン・ピコ・リバース
Lesson2(ラウンド) ピコ繋ぎ
Lesson3(スクエア)ひねりのあるつなぎ方
Lesson4(ジョセフィンノット、トリプルリング)


ひねりが必要なパターンはコレ

リングが外側に広がるモチーフは最後のピコをひねります。チェインでひねりが必要な場合もありますが、初心者さんがデザインを選ぶときの参考にしてくださいね。


ナナイロタティングとは

札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/


テキストはこちらから

こちらからPDFのファイルをダウンロードできます。パソコンやタブレット、スマートフォンに保存して閲覧、印刷ができます。

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