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《pattern》 №107 クロス

札幌の小さなタティングレース教室から、あなたの元へレッスンをお届けします。タティングレースがはじめての方は、基本Step1からお読みください。

こちらでは、オリジナル編み図の作り方や、ちょっとしたコツを書いています。パターンは教室でご利用いただくほか、この記事の下からダウンロードしてお使いください。印刷してお届けご希望の方は、販売サイトminne, creema をご利用ください。

パターンについて

基本の作り方はシャトル2つ使って作ります。内側に作る5つのリングを第2シャトルでつくります。ステップアップとして、第2シャトルのリングをシャトルを変えずに作る方法も紹介しています。
クロスはクリスマスやハロウィンに人気のモチーフですが、栞にして贈り物にお使いいただくこともお勧めしています。

ポイント

第2シャトルを使って向きの違うリングを作るところに気を付けて作りましょう。style2としてモックリングを使いシャトル1つで作る方法も紹介します。


作り方 style1(シャトル2個)

2つのシャトルを繋げて作りましょう。
シャトルを持ち替えるときにスムーズに進めるように、第2シャトルの糸を左手に掛けてチェインを作ったら、続けて第2シャトルの糸をリングの形に掛けなおして作り、リバースして第1シャトルのリングを作ります。
この持ち替え方を繰り返すとスムーズに作ることが出来ると思います。

 movieシャトルふたつ繋げて糸を巻くとき

第2シャトルに巻くために必要な糸の長さは?

使用する糸の量が少ないときは第1シャトルに両方に使う分量を巻いてから、第2シャトルに巻きとると良いのですが、使用する量が多いときは巻ききれないですね。そんな時は、第1シャトルに必要な分を巻いたら、2~3程残して玉糸からカットします。
私はだいたい1mを手で測ります。よく作業するテーブルの長さや、腕の長さなどで検討を付けると良いかと思います。(160㎝くらいの方ですと、片手の指先でシャトルを持ち、反対側の肩までで大体1mくらい)
おおよそですが3m程度あると約60回巻くことが出来るはずです。

作り方 style2(シャトル1個/モックリング)

第2シャトルで作るリングを、モックリングに変えるとシャトル1つで結ぶことが出来ます。作りやすくするために少し図案を変えています。
シャトルが1つしかない時や、第2シャトルを使う箇所が少ないときにモックリングをすることがあります。
モックリングは3種類に分けてお伝えしています。今回は1つ目の方法です。簡単なので覚えておくと、図案を読み替えて作ることが出来るようになりますね。

movie モックリング

タティングレースと楽しい時間をお過ごしください。


タティングレースがはじめての方へ

こちらからお読みください。

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ナナイロタティングとは

札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。


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