【MIN】ツインズ戦力分析(野手)2022 ver.
ロックアウトがなんとか終わりついにMLBが始まりましたね。ということで今回は開幕ロースターについて書いていきたいと思います。
野手陣
新戦力
ジョシュ・ドナルドソンのサラリーダンプを目的としたトレードによりドナルドソン、カイナーファレファ、ロートベットをNYYへ放出し、その見返りとしてサンチェスとウーシェラを獲得し、その後に浮いたお金でコレアと契約することに成功した形となりました。
これによりトッププロスペクトの現在3Aに在籍中のロイス・ルイスが今シーズン中にMLBデビューする可能性はほぼ無くなったといってもいいでしょう。ルイスはパンデミック&ケガにより丸々2年間のブランクがあるので、この1年間でどれだけ打撃力を磨くことができるのかが来シーズンに向けてのカギになってくると思います。
捕手陣
Ryan Jeffers / ライアン・ジェファーズ
Gary Sanchez / ゲイリー・サンチェス
去年まで正捕手を務めていたガーバーがトレードされたので今季はジェファーズが主にマスクを被ることになりそうです。新しく加入したサンチェスは去年のDRSが-10となっており守備面での不安を抱えているのでDHも含めた起用になっていくと思われます。
内野陣
Miguel Sano / ミゲル・サノー (1B)
Jorge Polanco / ホルヘ・ポランコ (2B)
Gio Urshela / ジオ・ウーシェラ (3B)
Carlos Correa / カルロス・コレア (SS)
Luis Arraez / ルイス・アラエズ (UT)
Nick Gordon / ニック・ゴードン (UT)
誰もが予想し得なかったコレア獲得によりオフの課題だったSSのポジションを大きくアップグレードすることに成功し、去年バウンスバックに成功したポランコと共に新たなキーストンコンビの結成となりました。
ユーティリティのアラエズはウーシェラと併用、ゴードンは外野も守ることができるので、状況によってはサノーがDH、キリロフが1Bに回った際にLFとして出場することもあるかなと思います。
外野陣
Max Kepler / マックス・ケプラー (RF)
Byron Buxton / バイロン・バクストン (CF)
Alex Kirilloff / アレックス・キリロフ (LF / 1B)
Gilberto Celestino / ギルバート・セレスティーノ (OF)
外野陣に関してはほぼ去年と変わらずのメンバーで、去年の終盤に怪我をして離脱してしまったキリロフ、そして毎年のように怪我に悩まされているバクストン、特にこの2選手は怪我さえしなければ…と言われないように今年は絶対にケガをしないでもらいたい。
トレードの噂にちょくちょく上がるケプラーに関しては下記のラーナックの成長次第だと思っています。ケプラーの保有権は2年+クラブオプション1年となっており、去年のRFでのDRSは9、UZRは5.4、そしてbaseballsavantの去年の打球指標に関してもキャリアハイの成績を残した2019年とほぼ同じ指標を残しており、なおかつ平均以上を出しているのでトレードする時期にもよると思いますがツインズ側としては高めの対価を要求してもおかしくないでしょう。
ケプラーの2021年の打球指標 ↓
開幕ロースター(28人枠)から外れるも状況次第でロースター入りしそうな2選手
Trevor Larnach / トレバー・ラーナック (OF)
Jose Miranda / ホセ・ミランダ (INF)
ラーナックは去年MLBデビューするも、Offspeedに対して打率.143、長打率.179、Whiff 54%、Breakingに対して打率.168、長打率.218、Whiff 54.8%という壊滅的な成績を残し、変化球に対してのアプローチがなかなかうまくいかなかった印象です。今季は変化球の対応力向上が求められるでしょう。
ミランダは去年3Aのデビュー戦で3HRを放って鮮烈なデビューを飾り、
最終的には2A&3Aで打率.344、30HR、OPS.973の好成績を残しています。今季MLBデビューするかもしれないのでぜひ注目してみてくださいね。
最後に
コレアとバクストンの2012年ドラフト全体1,2位コンビが怪我をせず、打線を牽引することができるのかが今年の打撃陣のカギになると思うので活躍を期待しつつ1年間見守っていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました、ではまたいつか。
(投手編もすぐ書きます。)
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