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【MIN】トレード補強について

お知らせ①

勝手ながらアカウント名をナナイに変更しました。これからも何卒宜しくお願いします。

お知らせ②

今回の投稿にカイナーファレファとグレイ獲得の内容を記述しましたが、NYYとの大型トレードにより記述内容と現在(投稿時)の状況が食い違っている所があります。NYYとのトレード前にほとんど書き終わっていたため、今回はあえてその記述を残しつつ取り消し線機能で訂正を行ったので、読みにくい所が多々ありますがご了承していただければ幸いです。


本編~

ロックアウト前のツインズの目立った補強はバクストンの契約延長ディラン・バンディの獲得のみでしたがロックアウトが明け、3月13日に日付が変わりツインズとレンジャーズとの間でトレードが成立したと報道がありました。

トレード内容 ①


      ツインズ      ⇔    レンジャーズ

       Isiah Kiner-Falefa (INF)                               Mitch Garver (C)
       Ronny Henriquez (RHP)

ツインズ側は2019年にシルバースラッガー賞を受賞し、昨年度68試合に出場して打率.256、13HR、OPS.875、fWARはチーム内4位の2.1を記録したミッチ・ガーバーをレンジャーズへ放出する形となりました。

その見返りとして、レンジャーズからSSと3Bを守れるアイザイア・カイナー=ファレファとTEX内のTOP30プロスペクトで15位に入っていたロニー・エンリケスを獲得しました。カイナーファレファは2020年に三塁手としてゴールドグラブ賞を受賞し、昨年は年間通してSSを守りDRS10、fWAR2.3を記録しており、エンリケスは昨年A⁺とAAで21試合に登板し、防御率4.71、奪三振105、WHIP1.10の成績を残しています。


ツインズの捕手陣について

ツインズの捕手陣はガーバーの次に2番手のライアン・ジェファーズ、3番手のベン・ロートベット(NYYへ移籍済み)が控えており、どちらも守備型のキャッチャーで昨年のジェファーズのDRSは4、ロートベットのDRSは5を記録しています。ここ最近はガーバーの怪我(過去2、3年)や打撃不振(2020年)も相まってジェファーズのスタメンマスクが増えつつある状況であったため、ツインズ側はガーバーの保有権を後2年を残しながらもトレードして対価を得ながら正捕手をジェファーズにスイッチするという戦略を取ったと考えられます(ゲイリー・サンチェスと併用?)。ジェファーズは打撃の面ではまだまだ粗削りなところが多く、ガーバーほどの打撃力は見込めませんが安定した守備で投手陣を牽引してくれることを期待しています。


ツインズの遊撃手について

昨年ショートを守ったシモンズが退団し、現在ツインズには2017年全体1位指名のロイス・ルイスと昨年トレードで獲得した2020年全体5位指名のオースティン・マーティンというSSのトッププロスペクトを二人も抱えており、ロイス・ルイスに関しては早くても今年のトレードデッドライン前後 or 今年の9月前後、遅くても来年2023年シーズンの前半戦までにはMLBデビューすると思うので(予想なので外れたらごめんなさい)、ツインズ側はそれまでの繋ぎとしてのSSを探す必要がありました(現在も探してる?)。そして今回のトレードで守備に定評があるカイナーファレファを獲得し(NYYへ移籍済み)、去年と比べて打撃と耐久面のアップグレードすることに成功しました(まだわからない)。保有権は2年あり、ルイスがMLBデビューするまでの繋ぎとしては十分すぎるくらいの選手だと思います。ツインズ内野陣の守備力が高いと、到底いえないクラスなのでカイナーファレファには打撃よりも守備での貢献を期待しています。



翌日の3月14日にまたしてもトレードが成立しました。

トレード内容②


       ツインズ     ⇔     レッズ

               Sonny Gray(RHP)                           Chase Petty(RHP)
              Francis Peguero(RHP)

ツインズ側は昨年のドラフト1巡目(全体26位)で獲得し、ROKで2試合に登板して防御率5.40を記録していたチェイス・ペティをレッズへ放出しました。

その見返りとして、レッズから先発ピッチャーのソニー・グレイとマイナーで中継ぎピッチャーのフランシス・ペゲーロを獲得しました。グレイは昨年26試合に登板し、防御率4.19、WHIP1.22、奪三振155の成績を残しており、2015年と2019年にはオールスターに選出されています。


ツインズの先発陣について

ロックアウト前にツインズは先発のディラン・バンディを獲得し、昨年にMLBデビューしたベイリー・オバージョー・ライアンの3選手は開幕ローテに入ることがほぼ確定している状況です。しかし、先発陣の戦力不足は否めない状況であったため更なるスターターの補強が必須課題とされていました(厳密にはリリーフもです)。そんな中このトレードでツインズの現状で1番手となるグレイを獲得し、先発の厚みを増すことに成功しました。保有権は1年+球団オプション1年となっており、コントロールがしやすいのもメリットだと思います。あと先発1選手を補強すれば開幕ローテは完成と言ったところでしょう。現在リハビリ中の前田健太が復帰する時期が早ければ今年の後半戦からと言われていますが2023年になる可能性も大いにあると思うので、それまでにオバーとライアンがシーズン通してローテを守りきり、尚且つ安定した成績を残すことができれば今年のプレーオフ進出、あわよくば地区優勝の可能性も十分ありえると思います。


まとめ

今回のトレード然り、昨年のネルソン・クルーズとホセ・べリオスのトレード然り、ファルビー編成本部長とレバインGMはなかなか良いトレードをしてくれている印象です。グレイを獲得するためにペティの放出だけで済んだのはツインズ側が得をした感じに見えました。開幕までにまだまだたくさんの移籍情報が飛び込んでくると思いますが、贔屓球団の補強を期待しながら開幕まで待ち続けたいと思います。


サムネの画像の引用元ツイート↓


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