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歴代天皇陵訪問50%到達記念

京都出張のついでに寄った天皇陵のまとめです。
たまたま今回訪問した5つの陵墓でこれまでの歴代天皇陵124陵のうち、62陵訪問を達成し、全国の歴代天皇陵の半分を訪問したこととなりました。

鳥羽天皇 安樂壽院陵

第74代鳥羽天皇の陵です。至ってシンプルでこの時代の天皇陵によくある形をしていました。特に寺院の敷地内にあるタイプで京都の陵の門は大体こんな感じというイメージです。寺院なので鳥居はありませんでした。
白河天皇陵とも距離が近いため、白河法皇と鳥羽法皇の院政の地の石碑もありました。


近衛天皇 安樂壽院南陵

第76代近衛天皇の陵です。鳥羽天皇の陵とほぼ隣接していました。かなり厳かな仏殿があって感動。雰囲気は後白河天皇の陵に似ているかなと思って写真を見返しましたが、全然違いました。このタイプの陵形は多宝塔と呼ぶらしいです。

白河天皇 成菩提院陵

第72代白河天皇の陵です。こちらも鳥羽天皇、近衛天皇の陵と隣接するエリアにあります。ちょうど出張で訪れた会場と竹田駅との間で一気に3カ所訪問することができてラッキーでした。
こちらは一番オーソドックスな形の鳥居のあるタイプの拝所でした。国道1号線に面していて、さまざまな天皇陵を訪れましたが、かなりアクセスが良い印象でした。これで第65代花山天皇から第77代後白河天皇の陵まで崇徳天皇の陵を残して全て訪問しました。崇徳天皇の陵は香川にあるのでまだ訪問できていません。

天智天皇 山科陵

第38代天智天皇の陵です。超有名な天皇なだけあってかなり大きな陵墓でした。最寄駅の名前も「御陵駅」と明治天皇と桓武天皇の陵の最寄駅「桃山御陵前駅」に匹敵するネーミングです。参道もとても長くこの時代近辺の天皇陵あるある長めで厳かな感じでした。そして!陵形は上円下方だそうで一応御廟野古墳という終末期の古墳らしい。調べてみると、天智天皇陵の上円下方墳に習って明治天皇から昭和天皇と皇后の陵も上円下方墳としたそう。かなりグッドな陵墓に行けました。

参道は長いです
日時計

花園天皇 十樂院上陵

第95代花園天皇の陵です。こちらは八坂神社の近くにあります。なんと土日祝日は開門していないそうで、厳かな菊の紋章の門に閉ざされていました。

書きながら気づきましたが、重祚された天皇の陵墓は1とカウントするのか、2とカウントするのか悩ましいかもと思いました。ただし深草陵、深草北陵、泉涌寺の月輪陵はどうするんだという話になるので、やはり2カウントにしたいと思います。50%到達といえども上記の複数埋葬されている陵墓を含んでいるので、実際の訪問数で言うとまだ半分は程遠いのではないかと思ってます。特に京都市内の陵は楽ですが、山奥になってくるとかなり大変です。地道に訪問していきます。


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