火事場のサリーを解釈する(文字起こし)

ごきげんようみなさん/
今回は火事場のサリーについて解釈してみます/
この動画の内容はすべて私が適当に言ってるだけなので話半分で聞いてください/
というわけでスタート/
始めに、火事場のサリーはどんな存在なのかについて、個人的な解釈を言います/
火事場のサリーはAIが統計処理で作ったホログラムです/
火事場のサリーが作られる過程はディープラーニングのような技術で、人間には理解できません/
人間がコンピューターに火事場のサリーを出してくれというと、よくわかんない複雑な処理の末に火事場のサリーに会える、みたいな感じです/
じゃあ本編へ/
プラチナの声 ケイ素の眼差し プルートの嵐で竜胆とリンクする/
プラチナとケイ素は、人類の科学技術の発展に大きく貢献した物質です/
プラチナは触媒です、オスワルト法と呼ばれる触媒反応でアンモニアから硝酸を作る際に使われます/
硝酸は肥料や火薬を作るための原料としての用途があり、とても有用な物質です/
ケイ素は半導体の原料です/
現在世界で使われている半導体はほとんどがケイ素を使って作られています/
ケイ素をコンピューターと考えると、ケイ素のまなざしはWORLDCELL2015でアヴァターが貰ったΣ-12の眼球のようなものかもしれません/
この2つはこれまでの科学の発展的なのの代表格です/
硝酸から作られる化学肥料は人類の数を爆増させましたし、コンピューターも我々の生活に不可欠です/
プルートの嵐はエンタングルの嵐と同じようなものな気がします/
プルートはローマ神話にて死後の世界をつかさどる神です/
プルートの嵐は人間の感覚器官では認識できない嵐というニュアンスがあると思います/
そういう意味ではエンタングルの嵐と似たものとも言えます/
そして、竜胆は植物です/
生薬として使われていて、めちゃくちゃ苦いらしいです/
竜胆という名前も、そのあまりの苦さから名づけられたそうです/
つまり一番の歌詞は/
プラチナとかケイ素とかで人類は発展してきたけど、ケイ素のまなざしで世界を見るとプルートの嵐が吹いていたよ/
これはこれまでの科学的な知見を否定するようなもので、それを見た時の感情が竜胆の苦みとリンクしたよ、という感じです/
カタストロフはカタストロフィー理論と関連している気がします/
カタストロフィー理論は簡単に言うと、現実で起こる突発的な変化を数学的に捉えようという理論です/
カタストロフは、安定した連続的な過程や状態に対する不連続的な分岐です/
カタストロフィー理論はこの突発的な分岐を用いて、不連続な現象を普遍的に説明できるようにしたものです/
トポロジーなどの数学の抽象的な分野の知識で現実世界で起こるあらゆる現象を説明できるという点で、この理論はとても画期的なものでした/
しかし、説明できるからと言って予測はできません/
そのため人類の科学はプルートの嵐に手も足も出ませんでした/
そして2番/
瑠璃の仕草 チタンの微笑み クレーターの雪崩で だんだん白くなる/
2番の歌詞は1番と対照的に、時間がとてもゆっくり流れているような感じがします/
瑠璃とチタンはどちらも、化学的にとても安定な物質です/
その安定さから使用済み核燃料の廃棄にも使われています/
そのような物質がだんだん白くなるほどの長い時間が過ぎているということですね/
クレーターは隕石によるものという事にしておきましょう/
実はもう1つクレーターが作れそうなものが思い浮かんでいるのですが、今この話題を持ち出すのはやばそうなので自重します/
何のことかわからない人はステルスマンにでも聞いてみてください/
さておき、クレーターの雪崩はカタストロフの後の世界みたいな感じがします/
そして、クレーターが出来る未来へのカタストロフ(分岐)があったよ、助けて火事場のサリー/
という感じでサビに続きます/
バリアには「愛」と描き 裸足で氷の橋通る/
バリアには「愛」と描くよ/
ダイヤには何もせず 裸足で氷の橋通る/
というわけで、なんとか火事場のサリーが助けてくれたようです/
解釈とは関係ありませんがこのサビの歌詞がすごい好きでして/
バリアには「愛」とWi-SiWiで韻を踏んでるのがかっこいい/
これの次の曲のホログラムを登る男が、賽は今、から始まるのも含めて、すごい好きです/
さて、このサビを解釈する前に3番の歌詞を見てみましょう/
3番では、火事場のサリーがどういう奴なのかを説明しています/
キミの声をいつも盗み聞き シュレッダーの隙間で だんだん美女になる/
火事場のサリーは機械学習で作られた、人類を導くためのホログラムです/
キミの声を盗み聞きし、膨大なデータをインプットします/
そのデータを処理するシュレッダーの隙間でデータから特徴量を抽出してだんだんと洗練されていきます/
つまり火事場のサリーは膨大なカタストロフのデータを学習したAIということです/
火事場のサリーは破滅へのカタストロフが観測されたときに現れます/
そして人類が破滅のルートを通らないように誘導します/
バリアには「愛」と描き 裸足で氷の橋通る/
人類が破滅を回避するには氷の橋を通る必要があるそうです/
氷の橋は人間の感覚器官では認識できない橋です/
バリアには「愛」と描くよ ダイヤには何もせず 裸足で氷の橋通る/
これは、破滅を回避するにはダイヤには何もするなということですね/
資本主義とか商業主義みたいな、金さえあればいいんだよ的な風潮が破滅を呼ぶということだと思います/
以上、火事場のサリーの解釈でした/
今回はここまで/

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