久しぶりの南インド旅2-ウェディング前夜
2月18日の夜遅く、カーンチプラムに到着。以前にも泊まったことのある馴染みのあるホテル。小腹が空いていたら軽食を食べていいよ、と一階のレストランに集合。チャイもいただき、シャワーを浴びて就寝。
みんな疲れているだろうからゆっくり眠りなさい、と声をかけてくださった師はご実家に戻り、またほとんど眠ることなく結婚式の準備をされていたことと思う。
なのに、翌朝にはまた全員の部屋をまわって様子を確認してくださって。そのまま隣のレストランでブランチ?的なドーサをいただく。ドーサはインド食の中でも軽食の部類に入るようなのですが、まずまずのボリュームがあります。チャツネはだいたい三種ついていて、ココナッツのと、赤いやつと、みどりのやつ。わたしはみどりのやつが好き。ミントが入っていて爽やか。チャツネは足りなければいくらでも足してくれます。
ここでそのあとのスケジュール発表。ホテルにメヘンディ(ヘナタトゥー)のアーティストが来てくれるから、みんなやるといいよ、どんなデザインにしたいか考えておくように。
ほう〜。今までインドに来てもやったことのなかったメヘンディ。結婚式だし、ちょっとやってもらってみようかな、と初めてその気になったわけです。
ヘナが乾くまではあまり動けないのでお部屋でまたまったり過ごし、夕方からはエーカンバラナータル寺院へ。
マスター・スダカーのご実家から徒歩数分!のところにある、カーンチプラムを代表するシヴァ寺院で、これまでのヴィジョンオブインディアでも何度となく訪問し、外国人は入れない内部の内部まで入れていただいたりしています。今回もまた、寺院の内部でお祈りしていただくことができました。
実はこの日は、マスター・スダカーが後から行くから先に入って写真とか撮っていていいよ、と言われて数人で先に寺院へ向かったのですが、入り口で止められ、カメラを持ち込むならお金を払え、と言われたのでまた外で待つことに。そこへマスターがやってきて、お金払えって言われました、と伝えたら、大丈夫だよ、行きなさい、とマスターと一緒に入ると同じ男性が笑顔でどうぞ、どうぞ、と道をあけてくれる。。困ったらマスターの生徒だと言いなさいと言われた意味がわかったような、わからないような、、いや、ほんとに凄い方に守られているのねわたしたち。。と改めて思った瞬間でした。
というよりカメラ云々よりも、どの寺院を訪れてもある一定の区域には外国人は入れません、と書いてあるのに、マスター・スダカーがいればなぜか私たちは笑顔で迎えていただける、そのことがいかに凄いことなのか、きっと本当の意味でまだ自分は理解できていないのだと思っています。
さて、日も暮れ、マスター・スダカーのご実家へ。
結婚式は2月20日、21日の2日間と聞いていたのですが、前夜祭?のようなものがあるとのことでお祝いにお邪魔することに。
本来は親族や近しい人たちだけが集まって新婦の実家で前夜の儀式を行うそうですが、そんな大切な場所に生徒であるわたしたちを招待してくださったこと、恐縮しながらもほんとうにありがたく、何より新郎新婦の幸せオーラをいただき、ほくほくの気持ちになりました。
祝福の儀式の解説までマスターからしていただき、ふむふむ、、ほえーー。
お祝いにきているのは自分たちのはずなのに、もういただいてばかりの毎日でどうすればいいのか既にわからなくなってきた2日目でした。
ここに学ぶ仲間とともに来れたこと、普通に生きていたらまず経験できないであろうことばかりを経験させていただいていること、すべてに心からの感謝を。
最後に師のお父様はじめ親族のみなさんがサーブしてくださる食事をいただきました。
さて翌日はついに結婚式場でのセレモニーです。2日目の夜も更けていきます。
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